TREND 2021.10.05

「まるでシリーズ」が話題！元祖たこわさびの会社が今秋、新世代・次世代のシーフードを販売あづまフーズ株式会社

「美味しいこと」「安心・安全であること」に加え「世の中に新しい価値（商品）を生み出すこと」を理念に、次々とおいしくて独創性のある食品を生み出している『あづまフーズ株式会社』（以下『あづまフーズ』）。お酒のお供として人気の『たこわさび』を30年前に世界で初めて製造した会社としても知られているが、そんなあづまフーズが 2021年に立ち上げたブランド『GREEN SURF』からこの秋、見た目は魚にそっくりながら、植物性のデンプンでできている『まるでシリーズ』が発売される。

「地球に優しく、ヒトにも優しく」を掲げるGreen Surf。新たな食の楽しみを提供することと、後世まで豊かな資源を繋げるキッカケを創出することをミッションに誕生。

米国、カナダ、欧州などSDGs先進国にも拠点を持ち、いち早くサステナブルな商品開発と販売に取り組んで来たあづまフーズは、これまでにも動物性たんぱく質を一切使用しない製品を複数取り扱ってきた。代表的な商品としては大豆ミートによる代替肉『SOY MEISTER（ソイマイスター）』をSDGsブーム以前の2014年から製造販売しており、オーストラリアやカナダを中心に人気が高い。

今回新たに開発された『まるでシリーズ』は、まぐろ、サーモン、イカにそっくりな3種のプラントペーストの代替シーフードだ。見た目はまさに「まるでマグロ」「まるでサーモン」「まるでイカ」だが、植物性のデンプンを主原料にしており、ヴィーガンや生魚が苦手な人でも美味しく食べられる。

GREEN SURFは魚介類の乱獲や海洋汚染問題・地球温暖化などによって国内外の水産資源の水揚げ量が年々減少していることを踏まえ、水産品と代替品の共存によって豊かな資源を後世に繋げていく取り組みの一環として誕生したブランドだが、さまざまな理由で生魚が食べられなかったり、妊婦など身体への配慮から水産品の生食を控えている人にも美味しく食べてもらいたいという願いも込められている。

鰻もどきも開発中。代替品との共存によって、今ある資源と産業の保護に繋がると考える。

だがそれ以上に、本物そっくりに見える「まるでシリーズ」は単純に食べてみたいと思わせる魅力があり、素知らぬ顔をして食卓に並べたくなる面白い商品でもある。誠実な製品づくりとともに、「たこわさび」の時代から定評のある独創性と、食べた人の心を和ませ食卓を笑顔にするあづまフーズの遊び心は、これからのサステナビリティに必要な要素だ。GREEN SURFが放つ「まるで魚シリーズ」はサステナブルフードの新星として各方面から注目が集まっている。