Do well by doing good. いいことをして世界と社会をよくしていこう

近くて遠いヨコハマを再発見! 旧横浜市庁舎を活用した「OMO7横浜 by 星野リゾート」でハマッ子気分を満喫
近くて遠いヨコハマを再発見! 旧横浜市庁舎を活用した「OMO7横浜 by 星野リゾート」でハマッ子気分を満喫
FEATURE

近くて遠いヨコハマを再発見! 旧横浜市庁舎を活用した「OMO7横浜 by 星野リゾート」でハマッ子気分を満喫

2026年4月21日に、横浜・関内駅前にグランドオープンした「OMO7横浜 by 星野リゾート」。昭和の名建築家、村野藤吾が手がけた横浜市認定歴史的建造物の旧横浜市庁舎行政棟を活用した「レガシーホテル」として、早くも話題をさらっています。ホテルのコンセプトは「気分上々、ハマイズム」。横浜スタジアムや横浜公園に隣接し、横浜中華街まで徒歩5分という最強の立地で、ディープなハマステイを体験してきました。

星野リゾートが手がける、ハマの魅力満載のホテル

「OMO(おも)」は、星野リゾートが全国に展開する“街ナカ”ホテルブランド。旅先で街をディープに楽しむことに特化しており、べーショックホテルの「OMO3(スリー)」からフルサービスホテルの「OMO7(セブン)」まで4つのスタイルで展開されている。旭川、高知、大阪に続いて誕生したOMO7横浜 by 星野リゾート(以下OMO7横浜)は、旧横浜市庁舎の名建築を活かしたレトロモダンなレガシーホテル。古きよきインテリアデザインに最先端の快適性を融合させ、早くも話題となっている。

横浜公園から望むOMO7横浜。屋上には村野藤吾が魚網をイメージして1959年に設計した鉄塔、通称愛市(あいし)の塔が、元の位置のまま残されている

1階と2階をつなぐ大階段は、旧横浜市庁舎の象徴であった旧市民広間の大階段のデザインを継承。2階の窓際に配されたイスは、旧市会棟本会議場の議員席を再利用している

1階と2階はパブリックスペース「OMOベース」として開放されており、1階にはオリジナルグッズが買えるショップや周辺のガイドがついた「ご近所マップ」、横浜の歴史や文化が学べる「ハマイズムコレクション」の展示が配され、見て回るだけでワクワクしてしまう。アイスクリームにナポリタン、カレーライスにハマトラファッションなど、横浜発祥のカルチャーの数々を学び、気分が盛り上がってくる。昭和の名建築家、村野藤吾の特徴である曲線を活かした階段を上がると、OMOブランド初のベーカリーショップやレストラン「OMOダイニング」がある。

「OMOベーカリー」が力を入れているカレーパン各種。日本のカレー発祥の地・横浜で味わう、できたてカレーパンの味は格別だ

客室は全276室あり、20㎡から73㎡まで用途に応じた客室タイプを用意。最大6名まで泊まれる「やぐらスイート」は、ロフトタイプのベッドルームを備えた広々空間d。最大4名宿泊可能な「かたりばルーム」は、2名でゆったりつかうもよし、4名でワイワイすごすのもよしのフレキシブル設計。旧市会棟本会議長室の絨毯の「赤」、旧市庁舎の磁器質タイルの「青」、旧市会棟本会議場の絨毯や議員席の「緑」の3つのテーマカラーの部屋があり、それぞれの趣を楽しめる。

青をテーマカラーにした「かたりばルーム」。窓の外には横浜公園の緑と横浜スタジアムが目前に広がる

チェックインして少しゆっくりした後に、ご近所アクティビティに参加してみる。「野毛ホッピングセレクション」は、ホテルから徒歩15分ほどのところにあるカオスな飲食街、野毛を紹介するアクティビティ。近隣をリサーチし尽くした「OMOレンジャー」による野毛の基礎知識や楽しみ方を、クイズも交えて楽しく解説してくれる。

闇市が発展してできた野毛の飲食店は、600〜700もの店舗がひしめき合い、いまも右肩上がりで増えているとか。どの店も席数が限られているそうで、候補を複数選ぶのがポイントだという。おすすめの店や“ハマる究極の一品”、野毛を楽しむ三ヵ条などをレクチャーしてもらい、夜の野毛に繰り出す準備は万端だ。

OMOレンジャーが野毛を楽しむ心得を伝授!

宿泊しなくても利用できる2階の「OMOダイニング」には、町歩きに備えてつまみたいオリジナル中華や点心が充実。横浜らしくナポリタンやドリア、カレーなどの洋食メニューもあり、ガッツリ食べたい人も大満足だ。今回は長い夜に備えて、蒸し鶏や蒸し餃子、オマールエビの麻辣ポットパイと地ビールを注文する。ラム肉をつかった具を包んだスパイシーな餃子に辛シビがたまらないポットパイは、いずれも初めて食べる味わいだ。

鶏の前菜と蒸し餃子、エビのビスクを思わせる麻辣ポットパイ。横浜らしい、エキゾチックで洗練されたメニューが揃う

屋上に設けられた「HAMAKAZEテラス」は、横浜スタジアムを一望できる絶好のロケーションにある。宿泊日は横浜DeNAベイスターズが中日ドラゴンズに5対0で快勝し、ハマスタは大盛り上がり! 屋上のフードコンテナ「HAMAKAZEキッチン」で地ビールを注文し、浜風に吹かれながらスタジアムを見通す。この贅沢なひとときは、宿泊者ならではの特典だ。

浜風にのって、両球団のファンの声援も聞こえてくる

今回は空模様があやしかったため屋内での開催になったが、通常はこのテラスで横浜ならではのジャズライブが開催されている。スタジアムを望みながらフェス気分でゆったりできる「気分上々、ハマナイト」に参加すれば、まさにご機嫌な夜が過ごせるはずだ。

「気分上々、ハマナイト」はこの日、レトロな1階の大階段で開催。横浜ゆかりのジャズ楽曲も演奏され、タイムスリップ気分に

OMOレンジャーに導かれて、横浜歴史探訪ウォーキングへ

ハマの朝を飾るのは、OMOダイニング渾身のモーニングブッフェ。宿泊者だけが味わえる「Yokohama Morning Specialities」は、定番の洋食メニューはもちろん、横浜らしい中華や和食が“星野リゾート クオリティ”で提供される。

目の前で焼き上げられるフライドエッグやソーセージ&ベーコンは、ぜひ味わいたい

ライブキッチンでは、せいろで蒸した広東焼売や海老蒸し餃子、チャーシューパオのほか、目の前で焼き上げるフライドエッグ、ソーセージやベーコンのグリルを提供。クロワッサンや食パン、横浜らしいお粥なども並び、あれこれ目移りしてしまう。卵にソーセージ、ビーガンカレーとサラダを平らげた後に、お粥と点心類までしっかり食べてしまった。

お腹がいっぱいになったところで、横浜のストーリーを探訪するレガシーウォークに参加。集合場所の1階ロビーでは、OMOレンジャーのRabiさんが笑顔で迎えてくれた。

「これから、180年前の横浜にタイムスリップしていきます! まずは、ホテル目の前にある横浜公園から。ここはかつて外国人居留地だったのですが、いまは日本ではじめての人工芝の屋外球場、横浜スタジアムがあります。今日はトランプになぞらえられた横浜港のシンボル、横浜三塔キング、クイーン、ジャックを回りましょう!」(Rabiさん、以下同)

横浜三塔は、外国人の船員たちがトランプのカードになぞらえて名づけたという3つの歴史的建造物。まずはホテルから徒歩5分ほどのところにある、ジャックこと横浜市開港記念会館を見学する。横浜市民からの寄付を募り建設された赤レンガづくりの建物で、内部のステンドグラスが有名だという。通りがかりに眺めたことはあったが、建物のなかに入れるとは知らなかった! ステンドグラスが美しい階段で、花婿&花嫁がウェディングフォトを撮影中だった。

「横浜税関の建物が、51mと三塔のなかで一番高いクイーンです。海からの道標になった建物で、平日は一階が開放されていて、税関について学べますよ。海岸通りから横浜公園まで伸びる通りが、道幅が36mもある日本大通りです。右手にある重厚な建物が、キングと呼ばれる神奈川県庁本庁舎です。洋風建築に和風の帝冠様式の屋根を載せた和洋折衷の建物で、屋上に上がると横浜港が一望できて気持ちがいいんですよ!」

威風堂々たるキング、神奈川県庁本庁。右にちらっと優雅なクイーンの姿も見える。じつは左にジャックの塔も見えていた

日本大通りのキングの正面に三塔を同時に見られる場所があり、観光スポットになっている。同時に見える場所はここと横浜大桟橋、象の鼻パーク、赤レンガ倉庫前の4箇所あり、1日ですべて訪れると願いが叶うという都市伝説があるそうだ。

横浜公園からホテルに戻り、ツアーは終了……と思いきや、「OMO7 横浜」の内部を案内してくれるという。たしかに、60年間市役所だったこの建物は、横浜市認定の歴史的建造物。立派なレガシーなのだった。

「1階床の拍子木タイルは、古いものと新しいタイルを組み合わせています。大階段の手すりやエレベーターホールの青いタイルは、当時のものを活用しているんですよ。ベーカリーの壁にあるタイルアートも市庁舎に飾られていたもので、客室のクッションやカーテンはこのタイルアートをモチーフにしています」

最後に参加者全員にステッカーがプレゼントされ、すっかり横浜ツウになった気分。知っているようで知らなかった横浜の歴史や魅力に触れ、有意義なステイとなった。異文化を受け入れ、街づくりや生活に活かしてきた横浜。ハマッ子たちが地元をこよなく愛する秘訣が、わかったような気がした。

Photo & Text:萩原はるな

Official SNS

芸能人のインタビューや、
サステナブルなトレンド、プレゼント告知など、
世界と社会をよくするきっかけになる
最新情報を発信中!