職業や肩書、場所にとらわれず、どうやって働き、どうやって生きるのか。いま、選択肢は広がりつつあります。自分に合う働き方を見つけた方々に聞く、“新しい働き方”のヒント集。今回は、清水彩さんを紹介します。

ランドスケーププロダクツ　清水彩が見つけた新しい働き方

会社員として働きながらも、フリーランスとしての仕事を両立させ始めた清水彩さん。

「仕事の幅を広げるというか、自分の“色”が生きるような仕事も手掛けたいと思うようになりました。でも会社でやりたいこともたくさんあるから、辞めて独立したいとは考えなかった」

それを上司に伝えたところ、「一人で動ける仕事は個人で受けて、チームが必要な仕事は会社で受けたら？　そういうモデルケースになればいい」と言ってくれたそう。

これまでも会社で海外アーティストのコーディネートなどを担当してきたが、今後は自分の目線で海外のアイテムを日本に紹介したり、日本のアーティストを海外に広めたりするような仕事をしていく予定。現在はアーティストの作品展示のキュレーションや、〈ラブアワーデイズ〉といったブランドのPRなども担当している。

●情報は、FRaU SDGsMOOK WORK発売時点のものです（2021年4月）。

Text：Shiori Fujii　Edit：Chihiro Kurimoto Composition：林愛子