TOPIC 2022.09.27

明治のサステナブルなチョコレートを、imperfect自慢のコーヒーとご一緒に

あなたの「おいしい」と、だれかの「うれしい」をつなぐカフェ「imperfect表参道」。2019年７月のオープン以来、「生活者だけでなく、世界や社会にもよいもの」をコンセプトに、チョコレートやナッツをつかったスイーツやアイスクリーム、コーヒーなどを提供しています。カカオ生産のサステナビリティを願い、生産現場で農家の方々と一緒に持続可能なカカオ生産に取り組むimperfectが、同じ取り組みを長年続けてきた明治とコラボレーション！「もっと、笑顔つなぐ、カカオへ。」をテーマにポップアップを開催中です（〜2022年９月30日）。

新しくなった明治のプレミアムチョコを堪能できるポップアップ

imperfect店内で2022年９月20日からスタートした、「明治ザ・チョコレート」ポップアップ。この日は、同製品のリニューアル発売の日でもありました。カカオの香味を最大限に引き出す薄さ、表面加工、重量と日本古来の美の基準（大和比）に設計したひとくちサイズにリニューアル。生活シーンのなかで、手軽につまめるスタイルになりました。

ポップアップコーナーでは、生まれ変わった「明治ザ・チョコレート」が試食できるだけでなく、購入も可能。本物のカカオの木や、カカオが農産物であることを実感できる展示も用意されています。

店内ではカカオやコーヒーの木がすくすく育っています。生産地に思いをはせられる展示や、サステナブルな取り組みへの投票コーナーも好評です

imperfectでは、食と農を取り巻く社会課題を解決し、「食のよいサイクル」を実現できるよう、さまざまな活動を行なっています。そして明治は、2006年から「カカオでつながる、すべてのひとのために」というテーマを掲げ、チョコレートの主原料・カカオの生産現場が抱える社会課題に取り組んできました。そんな姿勢に共鳴したimperfectでは、店内に、カカオ農家とともに歩んできた「メイジ・カカオ・サポート」についてのパネルや映像を展示しています。

「メイジ・カカオ・サポート」は、明治が独自に展開しているカカオ農家への支援活動。2026年度までのサステナブルカカオ豆調達比率100%を目ざし、生産地や農家のさまざまな課題に合わせたサポートを行うというものです。こうした活動や適切な価格で継続的にカカオ豆を購入することによって、現地農家の持続可能なカカオ生産にも貢献しています。良質なカカオ豆が安定的に供給されるからこそ、日本で暮らす私たちがおいしいチョコレートを楽しめる──。まさに、あなたの「おいしい」と生産地の人々の「うれしい」はつながっているのです。

現地農家とあなたをつなぐ、おいしいチョコレート

「明治ザ・チョコレート」は、そうして生産された良質のカカオ豆を使用したチョコレート。ナッティな香りのベネズエラ産カカオ豆からつくられた「明治ザ・チョコレートベネズエラカカオ 70%」、フルーティな香りのブラジル産カカオ豆をつかった「同ブラジルカカオ 70%」、フローラルな香りのペルー産カカオ豆による「同ペルーカカオ 70%」、スパイシーな香りのドミニカ共和国産カカオ豆を使用した「同ドミニカ共和国カカオ 70%」の４種類がラインナップされています。

カフェスペース奥にあるポップアップコーナー。サステナブルなコーヒー豆を使用したimperfectのコーヒーと一緒に、生まれ変わった「明治ザ・チョコレート」が味わえる

ベネズエラでの「メイジ・カカオ・サポート」では、高品質のカカオ豆を安定的に生産できるようにと、半年かけて育てたカカオの苗木を寄贈。2021年までに計14万4630本を無償配布したといいます。ブラジルでは、カカオと一緒に森を育てることがミッション。森の生態系に合わせてカカオの樹とほかの植物を植え、豊かな森をつくっています。

ペルーでは、剪定機や除草機などを無料で貸し出す「農機具バンク」を設立。カカオ豆の質をさらに高めるために、発酵箱も寄贈しています。ドミニカでの支援のキーワードは、「教育」と「健康」。学校や病院の補修や、子どもたちへの学用品の寄贈などを行っているほか、資源ごみを回収するコンテナも寄付。地域の「資源ごみ」リサイクルを促進すると同時に、街の美化や地域の環境改善をサポートしているそうです。

それぞれのカカオ豆の個性を存分に生かしたプレミアムチョコレート。食べ比べて、自分好みの味を見つけよう

いっぽうimperfectでは、カカオの持続可能な生産を目指し、コートジボワールでカカオの森を再生するシェードツリー（カカオの木よりも背の高い木）の植樹を実施。急速な森林の減少を食い止めること、さらに直射日光を嫌うカカオの実を守るためにシェードツリーを植えて豊かな森をつくっています。この取り組みは、カカオの森や生態系を保護すると同時に、カカオ農家の持続的な生産と収入につながっています。

さらにガーナでは、カカオ農園で働く女性の就労をサポート。現地では、ガーナ女性たちは農園主男性のサポート役として認知されているため、農園外で活躍できる機会が少ないとされています。そこでガーナの主食のひとつ、キャッサバの栽培・加工・販売を通じて、彼女たちの経済的自立を支援するプロジェクトをスタート。カカオ農家の女性たちにキャッサバの種子を提供し、栽培方法を伝えています。

生産者や環境にやさしい活動を通じて、あなたに「おいしい」を届ける。明治とimperfectの挑戦は、まだまだ続きます。