週1回からはじめる新・食習慣 ヴェルヌ華子の「プラントベース」レシピ⑨ 新じゃがいもとピクルスのポテトサラダ
プラントベースとは、plant(植物)+base(土台)、つまり植物由来の食材を基本とした食生活のこと。ミラノ在住のヴェルヌ華子さんは、パリのレストランで出合った植物性のみの料理に衝撃を受けてプラントベースと栄養学を本格的に学び、その素晴らしさを広めることをライフワークにしています。そんなヴェルヌさんから、野菜や果物、穀物、ナッツなどの種子類、海藻類、キノコ類などをつかった旬のレシピをお届けします。まずは週に一食からはじめて、ゆくゆくは日々の食卓に取り入れてみて!
プラントベースレシピその9【新じゃがいもとピクルスのポテトサラダ】
やわらかくてみずみずしいうえに、栄養価も高い新じゃがいも。皮ごと蒸して丸ごと味わうことで季節の恵みを堪能できる、ほかにはない食材です。春先から初夏にかけて市場に出回るので、ぜひつかってみてください。今回は、その魅力を存分に味わえる、きゅうりのピクルスをアクセントにしたポテトサラダのレシピをお届け。ヨーグルトのさっぱりした風味に、ピクルスの歯ごたえと旨みがプラスされ、お箸が止まらないあとひく味わいです。
【新じゃがいもとピクルスのポテトサラダ】
【材料(2~3人分)】
新じゃがいも……14個
【マリネ液】
酢……大さじ1
オリーブオイル……大さじ2
塩……小さじ1/2
【ヨーグルトソース】
きゅうりのピクルス……6個
イタリアンパセリ……ひとつかみ
豆乳ヨーグルト(少し水切りする)……大さじ3
レモン汁……1/4個分
粒マスタード……小さじ2
【つくり方】
1.新じゃがいもはよく洗い、皮つきのまま蒸し器に並べ、20〜25分蒸す。
2.竹串がすっと通るくらいにやわらかくなったら火から下ろす。
3.熱いうちに半分に切る。酢、オリーブオイル、塩を混ぜたマリネ液で和えて、じゃがいもに下味をつける。
4.きゅうりのピクルスとイタリアンパセリを粗みじん切りにしてボウルに入れ、ヨーグルトソースの材料を加えて混ぜる。あら熱が取れた3を加え、混ぜ合わせたら完成!
※じゃがいもに下味をつけることで、一層おいしく仕上がります。熱いうちに作業をすると、味がよくしみてさらにおいしく!
◆ヴェルヌ華子
プラントベース ウェルネス コーチ、プラントベースを軸としたライフスタイルの習慣化を叶える12週間のウェルネス・プログラム「Plantful Journey Program」主宰(https://www.plantful-journey.com/)。現在、フランス人の夫と2人の子どもとともにイタリア・ミラノ在住。十数年間、ラグジュアリーブランドのパリ本社ファッション本部でマーチャンダイジングに携わったのち、プラントベースの食生活を築くサポートをするプログラムを立ち上げる。また、パリやミラノでケータリングやポップアップディナーなどを開催。2023年夏、パリ・コルドンブルー調理学校のPlant-based Culinary Artsディプロマコースで、日本人として初めて学ぶ(Instagramはコチラ)。限定配信のウィークリーライブも大好評!https://event.impacthouse.jp/plantpowermonday/