ベジミート調理のコツを公開！

主に大豆を原料にして、お肉のような食感を再現したベジミート（ソイミート）。最近はヴィーガン志向の人に限らず、高タンパク・低カロリーでおいしい食材と、人気が高まっています。

各メーカーからひき肉タイプの“ミンチ”、薄切り肉のような“フィレ“”、大きめサイズの“ブロック”など、様々な商品が出ています。ベジミートを料理したことがない方は、まずひき肉と同じように調理できる“ミンチ”からはじめるのがおすすめ。少し濃い味付けにしてスパイスを効かせると、クセを感じずどなたにも食べやすくなります。

今回は、ベジミートを使った「魯肉飯（ルーローハン）」のレシピをご紹介します。魯肉飯とは台湾のローカルフードで、豚バラブロックを八角とともに時間をかけて甘辛く煮たもの。ベジミートを使えば、カロリーオフ＆スピーディーに仕上げることができますよ。

本日のレシピ【ヴィーガン魯肉飯】

材料2人分

ベジミート（乾燥タイプ）60g、しいたけ3個、生姜1片、にんにく1/2片、香菜1茎、A（オイスターソース・しょうゆ・みりん各大さじ1と1/2、五香粉少々）、ごま油大さじ1、糸唐辛子適宜、温かいごはん2人分

作り方

1）ベジミートを戻します。商品によって戻し方は変わりますが、だいたい熱湯で5分前後茹でるのが基本。ベジミートの匂いが気になる場合は、たっぷりの湯を使い、茹でた後何度か水洗いをするとよいでしょう。

2）生姜とにんにくをみじん切りにします。しいたけは石づきを落とし、粗みじん切りにします。

3）フライパンに油、生姜、にんにくを入れ、弱火にかけます。チリチリしてきたら水気を切ったベジミートとしいたけを加え、炒めます。Aを加え、汁気がなくなるまで炒めます。

4）温かいごはんにのせ、ざく切りにした香菜と糸唐辛子を添えます。

薬膳info
薬膳で香菜は、消化を促進し、気を巡らせる食材とされています。

渡部和泉：
フードコーディネーター、
国際中医薬膳師

漢方薬メーカーや無添加食材宅配会社での勤務を経て、独立。紙媒体・webを中心に活動する。カフェ好きが高じ、素材選びからこだわる薬膳カフェ「cafe mel」をオープン（不定期・予約制）。東京郊外の自然豊かな場所で暮らす。移動手段は自転車がメイン。

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