TOPIC 2023.07.11

豆の違いを楽しもう！「農園の顔」が見えるimperfectのコーヒーラインナップ

「生活者だけでなく、世界や社会にもよいもの」をコンセプトに、チョコレートやナッツをつかったスイーツや、コーヒーなどを提供する「imperfect表参道」。商品には、農家の自立や環境保全への取り組みなどをサポートしながら生産された原材料を使用しています。imperfectのコーヒー豆はすべて「農園の顔」が見えるシングルオリジンのスペシャルティコーヒー。それぞれのおいしさと、各地で取り組んでいる課題についてご紹介します。

各産地ならではの味わいと､最適な支援

「たとえ不完全な取り組みだとしても、自分たちでできることから、少しでも世界と社会をよくしていこう」という想いから生まれたカフェ、「imperfect（＝不完全）」。コンセプトは、お客さまにとっての「おいしい（well）」だけでなく、社会や農家の方々にもよい（wellな）Well Foodを提供すること。また売上の一部を、原料を生産する農家の方々と一緒に、現地の社会課題を解決するために使用しています。

imperfectが取り扱っているコーヒー豆は、世界中の農園から届く厳選した豆のみ。50年以上、各国の農園に足を運び続けてきたプロたちのネットワークと、よい豆を見極める審美眼が可能にしたクオリティが自慢です。

「ひと口にコーヒーといっても、つくられている場所やその地が抱えている課題はさまざま。同じ種類の豆でも産地によって味わいはまったく異なります。そうした多様性を知ることで、よりコーヒーを楽しんでいただけると思います」（imperfect代表・佐伯美紗子）

シグネチャーブレンドでは、女性たちが主体となって運営しているブラジルの農園で生産されたコーヒー豆をメインに使用。ローストナッツやキャラメルのような風味で、ミルクとの相性が抜群のブレンドコーヒーです。

世界第１位の生産国ブラジルでは、女性のコーヒー産業従事者の収入の低さが課題となっています。その主な理由は、女性がコーヒー生産に関する十分な教育を受ける機会が少なく、正しい農法などにアクセスする機会も少ないため。「カフェ・テラス」は、そんな女性たちが農作物の知識や農機具の操作技術、農園の経営術などを学ぶためのプロジェクト。imperfectでは、この活動をサポートしています。

世界第２位のコーヒー生産国・ベトナムの農園にコーヒーの木の苗を寄贈。農家の次世代にコーヒー農園の運営をつなぐサポートをおこなっている

imperfectではそのほか、「ザンビアノーザンコーヒー農園」「コロンビアラルイサ農園」「ブラジルイパネマ農園」「グアテマララスヌベス農園」など、農園の名がついたコーヒー豆も含めた商品を約10種類ラインナップ。それぞれの風土や文化、農家の人々の現状にあわせたサポート活動とともに育まれた、上質のコーヒーを提供しています。

たとえばザンビアには井戸や小学校などインフラの設備を、コロンビアでは水資源の保全や再生エネルギーの使用を、ブラジルでは原生の動植物の生育環境の整備を、グアテマラでは農園で働く従業員の家族も安心して暮らせるこどもの預かり所や病院を提供するコミュニティづくりをそれぞれサポート。とっておきのコーヒーを味わいながら、おいしい時間を提供してくれる生産者たちに思いを馳せてみてください。

あなた好みの｢とっておきの一杯｣でハッピーなひとときを

産地によってさまざまな味わいをもつコーヒー。それぞれのコーヒーの風味を表現する際には、「チョコレート」「ナッツ」「キャラメル」「ベリー」「柑橘系」などの表現がつかわれています。複雑なコーヒーの風味を分類し、リスト化したものが「フレーバーホイール」。ローズなど花の風味があればピンク系、柑橘類はオレンジ系、ナッツ類は茶色系、ハーブ類は緑系などとそれぞれ色が割り当てられています。

imperfectのスペシャルティコーヒーでは、パッケージにフレーバーホイールのカラーをデザイン。酸味や苦みだけではない、それぞれのコーヒーのもつ複雑な風味を、ぜひ意識しながら味わってみてください。