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ドイツに出現!ブナの木3万本に覆われたピラミッド
ドイツに出現!ブナの木3万本に覆われたピラミッド
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ドイツに出現!ブナの木3万本に覆われたピラミッド

待ったなしの環境問題に対して、世界はどのように行動しているのでしょうか。海や森の汚染問題、カーボンニュートラル、プラスチック、リデュースとリサイクルなど、さまざまな問題への国内外の最新の解決策から、未来へのヒントを見つけたいと思います。今回は、ドイツにある商業施設をご紹介。

緑に覆われたショッピングビル

電気自動車の充電ポイントがある地下5フロアの駐車場は、隣接する劇場とも地下でつながっていて、新たな街の動きを生んでいる。©ingenhoven architects/HGEsch

2021年秋、デュッセルドルフの中心にあるケーニヒェス通りに完成した開発プロジェクトは、ショップとオフィスの商業施設ビル全体を3万本のブナの木で覆い、都市の空気を改善するというもの。

ヨーロッパ最大、周囲8kmに及ぶグリーンのピラミッドを設計したのは、デュッセルドルフの〈インゲンホーフェン・アーキテクツ〉。©ingenhoven architects/HGEsch

ショップ入り口側のファサードにはガラスを使用。北側、西側、および屋根部分を緑化することで太陽エネルギーを有効利用している。緑化部分の木々は、ガラスや金属のように熱を吸収することもなく、二酸化炭素を酸素に変え、水分の蒸発によって外気を冷やす。年に3度、庭師が木々の手入れをするほか、オートメーション化されたガーデニング・システムも搭載されており、メンテナンスは万全だという。

©ingenhoven architects/HGEsch

バイオ・ダイバーシティが考えられるなかで、この植栽は昆虫や鳥の生息地となるほか、街の騒音を遮断する効果ももつという。

●情報は、FRaU2022年1月号発売時点のものです。
Text:Yumiko Urae Edit:Asuka Ochi

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