週1回からはじめる新・食習慣 ヴェルヌ華子の「プラントベース」レシピ ⑫ レンズ豆ときゅうりのサラダ
プラントベースとは、plant(植物)+base(土台)、つまり植物由来の食材を基本とした食生活のこと。ミラノ在住のヴェルヌ華子さんは、パリのレストランで出合った植物性のみの料理に衝撃を受けてプラントベースと栄養学を本格的に学び、その素晴らしさを広めることをライフワークにしています。そんなヴェルヌさんから、野菜や果物、穀物、ナッツなどの種子類、海藻類、キノコ類などをつかった旬のレシピをお届けします。まずは週に一食からはじめて、ゆくゆくは日々の食卓に取り入れてみて!
プラントベースレシピその12【レンズ豆ときゅうりのサラダ】
レンズ豆の“ほっくり”、きゅうりの“シャキシャキ”食感が楽しい、手軽な材料でつくれるサラダです。りんごの甘さとアボカドのクリーミーさが絶妙にマッチして、食べ応えもしっかり。つくり置きにも向いているレシピです。 レンズ豆は香味野菜と煮ると、ダシが染みこんでよりおいしくなります。つかわなかった野菜のヘタや皮を取っておくと、ムダなく活用できて一石二鳥です!
【レンズ豆ときゅうりのサラダ】
【材料(2~3人分)】
レンズ豆(乾燥)……100g
人参やセロリ、玉ねぎ、ニンニクなどの香味野菜……適量
ローリエ……1枚
きゅうり……170g
塩……少々
りんご(小)……1個
アボカド……1/2個
【ドレッシング】
リンゴ酢……大さじ1
マスタード……小さじ1/4
オリーブオイル……大さじ2.5
塩こしょう……少々
【つくり方】
1.レンズ豆はよく洗い、20分ほど水に浸す。
2. 鍋にレンズ豆と、それがしっかりかぶる程度の水、お好みの香味野菜やローリエを入れ、中火にかける。水が少なくなったら熱湯を追加しながら、15〜20分ほど好みの堅さになるまで加熱する。
3.豆が煮えたら香味野菜をとり出し、塩をひとつまみ入れて火からおろす。粗熱がとれるまでそのままおく。
4.きゅうりは薄いいちょう切りにし、塩ひとつまみを振って揉む。りんごは芯をとり、皮つきのまま薄いいちょう切りにする。アボカドは皮と種をとり、角切りにする。
5. ドレッシングの材料をすべて加え、よく混ぜる。ボウルに2.のレンズ豆、きゅうり、りんご、アボカドを入れ、味を見ながらドレッシングを加えてよく和える。
6. 冷蔵庫で冷やし、味がなじんだら完成!
◆ヴェルヌ華子
プラントベース ウェルネス コーチ、プラントベースを軸としたライフスタイルの習慣化を叶える12週間のウェルネス・プログラム「Plantful Journey Program」主宰(https://www.plantful-journey.com/)。現在、フランス人の夫と2人の子どもとともにイタリア・ミラノ在住。十数年間、ラグジュアリーブランドのパリ本社ファッション本部でマーチャンダイジングに携わったのち、プラントベースの食生活を築くサポートをするプログラムを立ち上げる。また、パリやミラノでケータリングやポップアップディナーなどを開催。2023年夏、パリ・コルドンブルー調理学校のPlant-based Culinary Artsディプロマコースで、日本人として初めて学ぶ(Instagramはコチラ)。
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