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Pontaと一緒に、未来を変えてゆこう!Green Ponta Action誕生【後編】
Pontaと一緒に、未来を変えてゆこう!Green Ponta Action誕生【後編】
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Pontaと一緒に、未来を変えてゆこう!Green Ponta Action誕生【後編】

世界と社会をよくする取り組みを始めた企業を紹介する『Doing Good Company』。第1回は毎日の暮らしの中で、「今日することで、未来を変えてゆく」をコンセプトに環境や社会にやさしい活動を応援するアプリ『Green Ponta Action』をリリースした株式会社ロイヤリティ マーケティングを訪問。後編はGreen Ponta Actionの企画からシステム設計、実装、デザインと、すべてに携わっている事業開発本部 新規事業開発部 マネージャの佐藤智仁さんにお話をうかがいます。

【前編】はこちら

撮影/前田一樹 取材・文/水谷美紀

※Top Photo:これまでも数々のシステム開発に携わってきた佐藤さん。「SDGsは間口が広いので多彩な挑戦ができて楽しいです。Green Ponta Actionはユーザーのかたからの希望や感想もどんどん取り入れています」

SDGsに、気軽さとわくわくを

―Green Ponta Action開発当初の状況を教えてください。

佐藤:Green Ponta Projectで消費者との新しいコミュニケーションを探るなかで、SDGsをキーワードに、約1億人いるユーザーのみなさまや、100を超す提携各社のみなさまとのネットワークを使ってなにかできないか、というところからスタートしました。

具体的にプロジェクトが動き出し、アンケートなどを重ねた結果、SDGsという言葉は知っていても、実際に行動している人は少ないということが分かってきました。そこで、そういった多くのかたの認知と行動のギャップを埋め、具体的なアクションをうながすスマートフォンアプリをつくることにしました。

まずは「気軽」「わくわく」「つなぐ」という3つのワードを意識し、Green Ponta Actionを使っていれば難しいことを考えずとも結果として自然にSDGsにつながるという、気軽にご利用いただけるアプリをめざしました。意識する、しないに関わらずGreen Ponta Actionを使うことで自然や環境、社会に良いことをしている、という世界観をつくりたいと考えたのです。

普段の行動でよりよい未来に

―4つのアクションを「あるく」「知る」「宣言する」「買う」に決めた理由は?

佐藤:最初は裾野を広げる意味でも、アクションは普段のなにげない行動をきっかけにすることが重要だと考え、この4つに決めました。まずは日常でやっていることを「宣言」してもらう。「知る」は、さまざまな取り組みをしている事業者や個人を知ってもらうことで、自分も何かしようと思っていただくための入り口ですね。そして、健康を維持するための手段としての「あるく」。最後に、ユーザーのみなさまが企業の取り組みに支持表明する手段の一つとして「買う」というアクションを加えました。これらのアクションを行うとスコアがたまる仕組みとなっており、環境や社会に良い活動の積み重ねをユーザーのみなさまが目で見て感じられるようにしました。

―「応援」というプロジェクトがありますが、これについても教えてください。

佐藤:SDGsはみんなが協力して初めて大きなことができると思っていますが、それをどうアプリ上で伝えるかは大きな課題でした。なんども議論を重ね、最終的に今の「応援」というプロジェクトになりました。ユーザーのみなさま全員で、「前日の宣言人数を超えよう」といった月間の目標をクリアすると削減できるCO2量が増える仕組みです。一般社団法人more treesとの共同プロジェクトで、目標達成度合いに応じて当社がカーボンクレジット(※)を購入し、CO2削減と地元の森づくりを応援できます。

※カーボンクレジット…植林や間伐などの森林管理により実現できた温室効果ガス削減・吸収量を、決められた方法に従って定量化し取引可能な形態にしたもの。クレジットは、自助努力だけでは減らせないCO2排出量と埋め合わせることができます(カーボンオフセット)

コミュニティも計画中

―Green Ponta Actionはゲームフィケーションも意識された、楽しいデザインも特徴です。

佐藤:SDGsを扱っているアプリを見ると、我々がめざしているGreen Ponta Actionの世界観に近いゲーム性を持った楽しいアプリは今のところ見当たりません。とにかくどうしたらおもしろくなるか、続けてもらえるアプリになるかをいつも考えています。ちなみにトップ画面はスコアと連動していて、ためたスコアに応じてアバターが歩いていくうちに砂漠がグリーンに変わっていきますが、こちらは荒れ果てた未来をアクションすることで緑に変えていくというコンセプトを具現化したものです。

―今後の抱負や予定をお聞かせください。

佐藤:このGreen Ponta Actionはとにかくユーザーのみなさまと一緒につくるアプリにしたいと思っています。今も届いた感想やアイデアをどんどん取り入れて日々バージョンアップしていますが、今後はアンケート機能を追加したり、ユーザー同士やユーザーと企業をつなぐコミュニティを作るなどして、さらに進化していきたいと思っています。「気軽」や「わくわく」を軸にたくさんのかたとつながって、一緒にSDGsの輪を広げていきたいですね。

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