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ココリコ田中「MSC『海のエコラベル』つき商品を選んで、世界中の魚の未来を守りましょう!」【PR】
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ココリコ田中「MSC『海のエコラベル』つき商品を選んで、世界中の魚の未来を守りましょう!」【PR】

「たくさん獲れていた魚が、近年めっきり獲れなくなった」「庶民の魚だったサンマが不漁で高級魚並の高値に」などというニュースを耳にしたことがある人は多いでしょう。このまま魚たちが持続可能なレベルを超えて漁獲されていくと、近い将来、身近な魚が食べられなくなってしまう可能性があるのです。国際的な非営利団体MSC(海洋管理協議会)が管理、推進するMSC「海のエコラベル」は、水産資源と環境に配慮して適切に管理された「サステナブルな漁業」で獲られた水産物の証。同団体のアンバサダーを務める、お笑いコンビ『ココリコ』の田中直樹さんに、水産物に関する想いや、日々心がけていることを伺いました。

MSCアンバサダー就任から5年、「たしかに世界は変わってる!

田中さんがMSCジャパンのアンバサダーに就任したのは5年前、2018年のことだった。以来、田中さんは、持続可能な漁業に関するMSC認証とMSC「海のエコラベル」のPR活動をおこなってきた。

「2018年の就任当時は、MSCはおろかSDGsという言葉すら世間的には認知されてなかったんです。アンバサダーになったボク自身、『そんな取り組みがあったんやな〜』と、ぼんやり知ってるような状態。就任をキッカケに少し勉強して、1970年から2012年にかけ、海洋生物がほぼ半減したと知り非常にショックを受けました。また、世界の水産資源の35.4%が獲りすぎの状態で、この割合は年々悪化しているんです。まさにいま、世界が協力し合って解決しなければならないテーマだと実感してます」(田中さん、以下同)

田中さんはMSC「海のエコラベル」の認知度を上げるため、イベントやキャンペーンなどの活動を精力的に続けてきた。

「アンバサダー就任から5年経ったいま、サステナブルを意識しない会社は生き残れない、SDGs関連部署のない会社はもはや存在しないというくらいにまで、世の中が変わりましたよね。とくに、若い世代の意識の高さを感じます。いまや学校の教科書にもSDGsが頻繁に出てきて、必須で学ぶ言葉になっている。MSC「海のエコラベル」も、認知が広まってきています。アンバサダーとして、身が引き締まる思いです」

「サステナブルを意識する入口は何でもいいんです。ボクの場合は生き物が好きで、必要な量だけ獲って、われわれが暮らせたらなあ……と考えたことがはじまりでした。災害が起こったとか、ご年配の熱中症が増えているとか、いろんなニュースをキッカケに、みんなの意識が広がっていったらいいですよね」

田中さんが最近とみに感じているのは、海外と日本でのSDGsに対する捉え方の違いだ。

「日本ではSDGsというと、『何かガマンをしなきゃいけない、面倒なもの』と認識している人が多い気がするんです。でも海外の方々って、『ふだんの生活をしながらできる、よりよい未来にするための取り組み』として、SDGsを非常にポジティブに捉えているんです。『ごく小さな自分のアクションで、これほどまでに多くの人びとを幸せにすることができるんだ!』など、実体験をもとにプラス思考が広がっていけばいいなと思っています」

MSC「海のエコラベル」が付いた水産品は、約60ヵ国で販売され、2万品目以上ある。日本では500品目以上にのぼり、イオングループ、生協・コープ、セブン&アイグループ、ライフ、マクドナルドなどで購入できる

「この5年間で田中さんの意識は変化しましたか?」

こう尋ねると、田中さんは以下のように答えます。

「かつてはよく、冷蔵庫の食材を余らせてダメにしていました。『これ、どうつかおうか』と考えているうちに、カビが生えたり、腐ってしまったり。時間がたってつかえなくなることが多かったんです。でも、いまでは野菜が傷んでしまう前に、たとえばカレーに調理してしまって冷凍し、常備菜としてとっておく。これでずいぶんフードロスがなくなりました。毎日のスケジュールに合わせ、適切な量の水を持ち歩くようにもしてます。どれも些細なことなんですけど、できることをコツコツ続けることが大事なんや、持続可能でないとダメなんや、と自分に言い聞かせながら、ビーチクリーンにもどんどん参加するようになりました」

1971年大阪府豊中市生まれ。1992年に遠藤章造さんとともに『ココリコ』を結成、さまざまな舞台やテレビ番組で活躍する。MCやパーソナリティとしてだけでなく、俳優としての評価も高い

「地球の生物として人間は新人。それが環境を破壊するなんて!」

「MSCに関するPR活動は幅広い年齢層の人々を対象にするだけに、わかりやすさを重視してます」と田中さん。ヒトがほかの生き物の同列であることを、意識して伝えるようにしている。

「たとえば『地球の大問題』なんて耳にすると、『自分にとっては遠いテーマだなあ。何も貢献できそうもない!』とか考えてしまうじゃないですか。でも環境の問題は、自分自身や家族の将来に直結すること。人間、とかく自分自身を他の生き物と区別して考え、『人間はもっとも高等な生物で、ほかの動物なんかとは違う。はるかに上の存在だ』と思いがちです。でも、地球上の生物は皆同じ『生き物』なんです。いやむしろ、人間以外の生き物のほうが太古から存在している大先輩で、ヒトなんてほやほやの新人なんですよ。そのぺーぺーの新参者が環境を破壊し、問題を起こしているのは、やっぱりいかがなものかと思うわけです。友だちやクラスメイト、家族が困っているから助けよう……とまったく同じ感覚で、同じ地球に住む、仲間である他の生き物にも、アクションが起こせたら素晴らしいですよね」

もうひとつのポイントは、「いいことをしていたら幸せな気持ちになる」こと。

「ムリない範囲でコツコツやることで、『コレをしたら幸せな気持ちになるな』『誰かが喜んでくれるかも』など、地球の反対側の会ったことのない人や生き物のことを考えて幸せな気持ちになる。その結果、気持ちも豊かになるんですよね。誰かの役に立てるって、なんかうれしいじゃないですか。『あ、いま、地球の裏側にいるコオロギの役に立ったかも!』なんて考えると、実際にはつながっていないとしても、楽しいですよね」

逆に、「いまの自分の幸せは、誰かのアクションのおかげで成り立っているのかも」と感謝の気持ちをもつと、これまた幸せな気分になれるのだとか。

「アクションって、目に見えないからこそ自由に想像できる。そこが楽しいなあと思います。MSC『海のエコラベル』がついた商品を選ぶと、『地球の反対側の水産資源を守ってるかも!』と、うれしい気持ちになる。海は間違いなく世界に広がっているので、こうしたアクションは確実に地球の魚たちの未来を守ることにつながるんです。近所のスーパーでMSC『海のエコラベル』がついた商品を探すのは、本当に楽しい。いま、ラベルがついた商品がどんどん増えてきているのも、なんかとてもうれしいんですよね!」

text:萩原はるな

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