ガンダムから広がるサステナブル社会実現プロジェクト「GUNDAM UNIVERSAL CENTURY DEVELOPMENT ACTION」
「機動戦士ガンダム」は、誕生から40年以上がたった今でも熱烈なファンを抱える国民的アニメ作品。地球の人口増加や環境破壊、その解決策としての宇宙移民など、私たちが将来直面するかもしれない問題がリアルに描かれています。
「ガンダム」の知名度や訴求力を、社会課題の解決に生かせないか――。そんな発想から誕生したのが「GUNDAM UNIVERSAL CENTURY DVELOPMENT ACTION」。ガンダムのIP(知的財産)をもつバンダイナムコグループが6月に発表した、サステナブル社会実現プロジェクトです。
その第1弾は、同グループのプラモデルから出た不要部分を回収してリサイクルを行う「ガンプラリサイクルプロジェクト」。全国の対象店舗にボックスを設置し、最先端の「ケミカルリサイクル」の実証実験に活用。ファンとともに、世界初のケミカルリサイクルによるプラモデルの循環スキーム確立を目指します。
続く第2弾は、「ガンダムオープンイノベーション」。「人口問題」「環境問題」「宇宙進出」など、ガンダムの作品内で描かれる世界をテーマに、現実社会の課題解決につながるアイデアを実現するプロジェクトです。
業界や領域を問わず、技術開発や研究のアイデアを募り、採択されるとバンダイナムコグループによる支援のうえ実現を目指します。スタートアップを含めた国内外の法人からアカデミック分野の研究機関まで、幅広く参加可能。
キャラクターとしてのIP(知的財産)から、現実の課題解決を目指す社会的アイコンとしてのSP(社会的財産)へ。ガンダムが、新たな未来へ向かって飛び立とうとしています。
GUNDAM UNIVERSAL CENTURY DEVELOPMENT ACTION
●www.bandainamco.co.jp/guda/
●ガンダムオープンイノベーション