森との共生をめざす取り組み「林業の求人サイト」
適切に手を入れることで、健やかな森林を保とうとする持続可能な森づくり。日本でも、自分が暮らす地域の森を元気にするための取り組みが各地で始まっています。建築やデザイン、食やレジャー、教育など、そのアクションはじつにバラエティ豊かでユニーク。その根底には、森と共生することで自然も自分たちの暮らしも豊かにしたいという思いがありました。林業の求人サイト〈RINDO〉を紹介します。
29歳の青年が始めた、林業の求人サイト

中村さん(左)は長野県伊那市出身で、木工職人の父を持つ
2024年1月、林業の求人サイト〈RINDO〉が開設された。
運営会社の代表を務める中村就さんは、「日本の林業の大きな課題は、働き盛りの人手が足りていないこと。林業は完全にはAIやロボットに代替できず、今後も人が技術をつないでいかなければならない仕事です」と話す。

〈RINDO〉を業界のスタンダードになるよう、成長させていくことを目指す
人手不足の原因は、林業の魅力が若い人に伝わりにくく、職業の認知度が低いことや、業界内での人材の流動性が低く、他業界と比べると定着率が低いことが挙げられる。

「RINDOの事業を通じて20~30代にも“林業を生業にすること”の魅力を伝えて、担い手を増やしていきたいです。業界内での転職を検討する人が増えれば、より自分に合った環境に移って林業を続ける人が増えるはず」。

●情報は、FRaU2024年8月号発売時点のものです。
Text:Chihiro Kurimoto Edit:Yuriko Kobayashi Composition:林愛子




