週1回からはじめる新・食習慣ヴェルヌ華子の「プラントベース」レシピ㉕ 青梗菜のグリル、大豆クリーム添え
プラントベースとは、plant(植物)+base(土台)、つまり植物由来の食材を基本とした食生活のこと。ミラノ在住のヴェルヌ華子さんは、パリのレストランで出合った植物性のみの料理に衝撃を受けてプラントベースと栄養学を本格的に学び、その素晴らしさを広めることをライフワークにしています。そんなヴェルヌさんから、野菜や果物、穀物、ナッツなどの種子類、海藻類、キノコ類などをつかった旬のレシピをお届けします。まずは週に一食からはじめて、ゆくゆくは日々の食卓に取り入れてみて!
プラントベースレシピその25【青梗菜のグリル、大豆クリーム添え】
みずみずしい青梗菜と、大豆クリームの濃厚な味わいが相性抜群のメインプレートです。大豆と豆乳、じっくりと炒めたジャガイモを合わせて、旨みいっぱいのクリームに仕上げました。シンプルにグリルした青梗菜の、シャッキリ食感をお楽しみください。
◆青梗菜のグリル、大豆クリーム添え◆

【材料(3個分)】
青梗菜……1株
オリーブオイル……適量
塩・こしょう……各適量
◆大豆クリーム
ジャガイモ……300g
タマネギ……50g
ニンニク……1片
ローリエ……1枚
白ワイン……大さじ1
水……50〜100cc
大豆(水煮)……200g
豆乳……200cc
タマネギ麹(または塩麹)……大さじ1
【つくり方】
1.ジャガイモは皮をむいてさいの目切りに、タマネギとニンニクは皮をむいてみじん切りにする。
2. フライパンにオリーブオイルを熱し、ニンニクを炒める。香りが立ったらタマネギを加えて塩ひとつまみを振り、しんなりするまで炒める。
3. 2にジャガイモとローリエを加え、塩をひとつまみ振る。白ワインを加えて混ぜ、弱火でじっくりと20〜30分炒める。こげそうになったら途中で水を加え、ふたをして蒸し焼きにする。全体がしんなりとして透き通り、とろっとした質感になったらフライパンを火から降ろす。

※白いクリームに仕上げるため、ジャガイモをこがさないよう注意!
4. ブレンダーなどで大豆と豆乳、タマネギ麹を滑らかになるまでかくはんする。ローリエを取り除いた3を加え、ジャガイモの粒が適度に残るまで軽くかくはんする。塩コショウで味を整える。
5. 青梗菜はよく洗い、縦に4等分に切る。フライパンにオリーブオイルを熱し、青梗菜を並べて塩1つまみを振り、断面にこんがりとした焼き色が付くまでグリルする。

6. 器にジャガイモと大豆のクリームを敷き、青梗菜を盛り付けたら完成!
◆ヴェルヌ華子

プラントベース ウェルネス コーチ、プラントベースを軸としたライフスタイルの習慣化を叶える12週間のウェルネス・プログラム「Plantful Journey Program」主宰(https://www.plantful-journey.com/)。現在、フランス人の夫と2人の子どもとともにイタリア・ミラノ在住。十数年間、ラグジュアリーブランドのパリ本社ファッション本部でマーチャンダイジングに携わったのち、プラントベースの食生活を築くサポートをするプログラムを立ち上げる。また、パリやミラノでケータリングやポップアップディナーなどを開催。2023年夏、パリ・コルドンブルー調理学校のPlant-based Culinary Artsディプロマコースで、日本人として初めて学ぶ(Instagramはコチラ)。11月8日(土)、東京・代官山で、プラントベースのライフスタイルイベント「 Plantful Inspirations 2025」を開催!




