週1回からはじめる新・食習慣ヴェルヌ華子の「プラントベース」レシピ㉓ ペストロッソのオープンサンド
プラントベースとは、plant(植物)+base(土台)、つまり植物由来の食材を基本とした食生活のこと。ミラノ在住のヴェルヌ華子さんは、パリのレストランで出合った植物性のみの料理に衝撃を受けてプラントベースと栄養学を本格的に学び、その素晴らしさを広めることをライフワークにしています。そんなヴェルヌさんから、野菜や果物、穀物、ナッツなどの種子類、海藻類、キノコ類などをつかった旬のレシピをお届けします。まずは週に一食からはじめて、ゆくゆくは日々の食卓に取り入れてみて!
プラントベースレシピその23【ペストロッソのオープンサンド】
トマトの濃厚な旨みを詰め込んだペストロッソ(ドライトマトをベースにしたイタリアのソース)を添えて味わう、夏にぴったりのオープンサンドです。ペストロッソは、材料を混ぜるだけのシンプルレシピ。カナッペだけでなく、パスタや料理のソースなど、さまざまな用途につかえます。かめばかむほど味がにじみ出る、トマトのみずみずしさをお楽しみください。歯ごたえと風味が楽しめる、全粒粉やシード系のパンと合わせるのがおすすめです。
◆ペストロッソのオープンサンド◆

【材料(2〜3人分)】
■ペストロッソ
ドライトマト(オイル漬け)……130g
ニンニク……1片
カシューナッツ……60g
濃縮トマトペースト……30g
フレッシュバジル……10g
エクストラバージンオリーブオイル……大さじ4
レモン果汁……大さじ1
バルサミコ酢……小さじ1
塩……小さじ1/2強
黒こしょう……適量
パン……3切れ
ミニトマト……5個
ルッコラ……適宜
塩……ひとつまみ
黒こしょう……少々
【つくり方】
1.ニンニクは皮をむき、フレッシュバジルは茎から葉をちぎる。

2.ペストロッソの材料をすべて合わせ、フードプロセッサーなどで混ぜる。
※カシューナッツやドライトマトの食感が残る程度にとどめるのがおすすめ

3.パンをオーブンやトースターでこんがりと焼く。

4.ミニトマトをスライスし、ルッコラは洗ってよく水を切る。

5. パンにペストロッソをたっぷりと塗り、ミニトマトとルッコラをトッピング。最後にひとつまみの塩と黒こしょうをふって完成!
◆ヴェルヌ華子

プラントベース ウェルネス コーチ、プラントベースを軸としたライフスタイルの習慣化を叶える12週間のウェルネス・プログラム「Plantful Journey Program」主宰(https://www.plantful-journey.com/)。現在、フランス人の夫と2人の子どもとともにイタリア・ミラノ在住。十数年間、ラグジュアリーブランドのパリ本社ファッション本部でマーチャンダイジングに携わったのち、プラントベースの食生活を築くサポートをするプログラムを立ち上げる。また、パリやミラノでケータリングやポップアップディナーなどを開催。2023年夏、パリ・コルドンブルー調理学校のPlant-based Culinary Artsディプロマコースで、日本人として初めて学ぶ(Instagramはコチラ)。
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