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「コーヒー生産者も、地域も、私たちも、幸せになれるなんて!」Perfumeかしゆかと学ぶ、imperfectのサステナブル
「コーヒー生産者も、地域も、私たちも、幸せになれるなんて!」Perfumeかしゆかと学ぶ、imperfectのサステナブル
FROM IMPERFECT

「コーヒー生産者も、地域も、私たちも、幸せになれるなんて!」Perfumeかしゆかと学ぶ、imperfectのサステナブル

世界の食と農業を取り巻く、社会課題の解決に取り組んでいるimperfect。あなたの「おいしい」を、だれかの「うれしい」に。そんな想いを込めて、生活者、そして世界や社会にWell(よい)な商品を届けています。この秋、その活動に共感した「Perfume」かしゆかさんが、サブスクリプションコーヒーのアンバサダーに就任! 「コーヒーがない生活は考えられない」というほど、コーヒーが大好きなかしゆかさん。前回に引き続き、imperfect代表の佐伯美紗子から、imperfectがおこなっている取り組みについて話を聞きました。

〜1回目 かしゆかブレンド完成!編 はコチラから〜

〜2回目 動画メイキング編 はコチラから〜

〜3回目 コーヒー産地について学ぶ編はコチラから〜

〜4回目 おいしいコーヒーの淹れ方編はコチラから〜

〜5回目 コーヒー産地が抱える課題を知る編はコチラから

みんなが「ちゃんと幸せになれる」

佐伯  imperfectという名前には、「最初から完璧ではない(imperfect)としても、できることから少しずつ世の中をよくできたらいいよね」という想いが込められているんですよ。現在imperfectでは、かしゆかさんがアンバサダーを務めるサステナブルなコーヒー栽培に向けた活動をはじめ、世界中でさまざまな取り組みをおこなっています。前回は、ブラジルの環境負荷や人権侵害を防ぐ取り組み、コロンビアやザンビア、インドネシアでおこなっている暮らしの基盤を整えて生産性を上げる活動などをご紹介しました。そのほか、女性の社会進出のサポートやフードロスの削減、児童労働や森林伐採を防ぐための取り組みなどもやっているんですよ。

かしゆか いろいろな活動を、世界中で展開されているんですね。取り引きされている農家さんやその家族だけじゃなくて、農村全体の暮らしを底上げすることで、生産されるコーヒー豆の品質がよくなっていく。結果、生産者も私たち消費者も、お互いがハッピーになれるという。さらに、地球環境にもいい影響を及ぼすんですよね。

佐伯 そうですね。そういった、サステナブルな循環を目指しています。

「imperfect表参道」の店内では、3つの生産地応援プロジェクトへの投票がおこなわれていた。現在は新宿マルイ 本館のポップアップストアで投票が可能。投票チップを手渡されたかしゆかさんは「どれも応援したい!」と興味津々!

かしゆか う〜ん、すごい! だって、とても根気がいることじゃないですか。生産地それぞれのプラスになることを、長〜い目で見て、考えて実行していくんですよね。それにはものすごい根気がいるし、労力もかかるし、エネルギーも必要だし……。ひとつのゴールを達成して終わり!じゃなくて、ず〜っと継続的に見なきゃいけないじゃないですか。

佐伯 そうですね。結果が出るまでに時間が必要な取り組みも、たくさんあります。

かしゆか 同じ熱量でものごとをやり続けるって大変なこと。しかも自分の利益だけじゃなくって、関わっている人々みんなのためになることを目指す、というのもいいですよね! 大事な考え方だと思います。

山の斜面を利用した、コロンビアのコーヒー農園。家族経営の小規模農家が多く、安定的な生産と生活基盤の整備などが求められている

佐伯 かしゆかさんはこれまで、こうした取り組みがあることをご存じでしたか?

かしゆか チョコレートの原料、カカオの実に関するフェアトレードについて耳にしたことがあります。コーヒーに関しても、こんなにいろいろな取り組みがあるとは! 具体的にさまざまな例が聞けて、今回の経験は勉強になりました。コーヒー豆の産地のことは何となくイメージしてはいたんですが、こんなに国ごとに違うなんて! それぞれに発展しているようすも知れて、とても面白かったです! 佐伯さんは、実際に農園に行かれるんですか?

佐伯 はい、視察などをかねて、年に数回行きますよ。

かしゆか それは大変! 直行便がないところが多いでしょうし、都市からは離れたところにある農園もありますもんね。

佐伯 そうですね、国内線を乗り継いで最寄りの空港に到着し、そこから車で数時間、という農園もあります。ただ農園にいくと、農家さんたちの生活がそこにあることを目の当たりにできるんですよ。生産者の方々は、私たちを幸せにしてくれるものをつくってくださるじゃないですか。「彼らがここで生活をしながら大切に育ててくれた農作物を、私たちはいただいているんだな」ということを、身をもって実感できるんです。

かしゆか やっぱり現地に行くと、写真やレポートではわからない「空気感」がわかりますもんね。土地の空気感だけじゃなくって、人と人とのやりとりの空気感とかも……。

佐伯 コーヒーを栽培されている生産者たちの多くは、ご自身がつくったコーヒーが日本でどのように販売されているかを、知る機会がほとんどないんですよ。以前、imperfect表参道にブラジルの生産者の方々をお招きしたことがあります。そうしたら、「私たちが大切に育てているコーヒー豆を、こんなに大切に淹れてもらって、それを日本の方々がこんなにおいしそうに飲んでいるなんて!」ととても喜ばれていたんですね。そのようすを見て、私もとても温かい気持ちになりました。

かしゆか 生産者のことを知って、「顔が見えるもの」を取り入れたい、というのはいまの流れでもありますもんね。産地ごとの違いを味わうことができて、自分が好きなコーヒーのタイプを知れる経験はすごく楽しかった! みんなが「ちゃんと幸せ」になれる取り組みの輪の中に、私も入っていけるのはとても幸せです!

かしゆか◆1988年12月、広島県生まれ。2000年にあ〜ちゃん、のっちとともに3人組ユニット「Perfume」を結成、2005年にメジャーデビューを飾る。以来、独自な楽曲・歌詞・ダンス・MCなどで多方面から高評価を得る。2007年に「ポリリズム」がブレイク、「FLASH」(2016年)、「TOKYO GIRL」(2017年)など数多くのヒット曲がある。12月30日(土) & 31(日)には「Perfume Countdown Live 2023→2024 “COD3 OF P3RFUM3” ZOZ5」をぴあアリーナMMにて開催! また、第74回NHK紅白歌合戦に16年連続16回目の出場が決定している。

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