Do well by doing good. いいことをして世界と社会をよくしていこう

世界と社会をよくするプロジェクト「①環境」 カカオをまるごと活用して生態系を守ろう!
世界と社会をよくするプロジェクト「①環境」 カカオをまるごと活用して生態系を守ろう!
FROM IMPERFECT

世界と社会をよくするプロジェクト「①環境」 カカオをまるごと活用して生態系を守ろう!

imperfectが実施している「Do well by doing good.プロジェクト」第6期の投票が、2024年4月からスタートします。このプロジェクトは、世界と社会をよくすることを目指して実施する3つの取り組みから、みなさんの投票によって実施する1つを決定する、というものです。それぞれのテーマは、①環境、②教育、③平等。imperfectの店舗、imperfectのオンラインストア、コンビニエンスストアなどで発売される商品を通じて投票に参加できます。このページでは、「①環境」の具体的なプロジェクト内容をご紹介します。

カカオの殻をアップサイクル、「カカオソープ」に!

西アフリカのガーナ共和国は、世界第2位のカカオ産出国。日本で食べられているチョコレートの多くも、ガーナで育てられたカカオからつくられています。カカオは木の幹に実るかわいらしいフルーツで、チョコレートにつかわれるのは、その果実の中に入っている種。この「カカオ豆」のみが使用され、そのほかの部分は破棄されているのが現状です。

カカオの実は、ラグビーボールのような形をしたフルーツ。堅い殻の中に果実と種が詰まっている。この種がカカオ豆で、発酵と乾燥を経てチョコレートの原料となる

カカオの実の殻はとても分厚く、実の52〜76%もの質量を占めています。ガーナでは、実を取り除いたあとのカカオの殻は、農園内に捨てられるのが一般的。破棄された殻は腐敗して虫が発生してしまうこともあり、カカオの森や周辺の植物に悪影響を及ぼすリスクもあります。また農園で働く人々にとっても、環境衛生上の問題を引き起こす可能性もあります。

そこでimperfectでは、廃棄されるカカオの殻などを活用したカカオソープづくりを推進。おもにカカオ農園で働く女性たちに、殻などを燃やして灰にし、これを使用したナチュラルソープづくりをサポートします。

殻から取り出されたカカオ豆は、皮をむいて発酵させ、乾燥して出荷される。これまで破棄されていたカカオ豆の殻「カカオハスク」も、カカオソープにアップサイクルされる

ナチュラルな素材でできたカカオソープ。きめ細やかな泡で、洗い上がりはさっぱり!

カカオの殻を廃棄することによって生じる環境リスクを避けるだけでなく、女性の就労促進や農家の副収入にもつながるこのプロジェクト。一般的に、ソープづくりには苛性ソーダがつかわれますが、ガーナのカカオソープではカカオの殻などの灰が使用されます。これは、古くから西アフリカで伝えられてきた製法。このプロジェクトは、土地の伝統的なソープづくりを守るサポートにもなるのです。

ガーナでは、一般的に農園の主は男性。女性たちはそのサポートを担当する。カカオソープづくりは、女性の金銭的な自立のきっかけにもなる

こうしてつくられるカカオソープは、安心・安全の天然素材生まれ。カカオ豆の殻「カカオハスク」には、天然の保湿成分セラミドを多く含むという研究結果もあります。カカオソープには、このカカオハスクもしっかり活用! 肌にやさしく、すっきりとした洗い上がりが魅力です。

あなたもきっと口にしたことがある、ガーナからやってきたカカオ豆をつかったチョコレート。「Do well by doing good.プロジェクト」第6期の「①環境」は、破棄される殻をアップサイクルすることで豊かな森を守り、そこで働く女性たちをサポートするプロジェクトです。

Official SNS

芸能人のインタビューや、
サステナブルなトレンド、プレゼント告知など、
世界と社会をよくするきっかけになる
最新情報を発信中!