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チョコレート好きは必見! カカオでSDGsを学ぼう!【PR】
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チョコレート好きは必見! カカオでSDGsを学ぼう!【PR】

2024年2月にお茶の水女子大学で開催された公開セミナー「カカオで学ぶSDGs」。その目的は、カカオからチョコレートができる工程を学び、カカオを巡るさまざまな社会課題を知ることで、SDGs達成への参画意識を高めることでした。講演を担当したのは、カカオ業界が抱える課題の解決に取り組んでいる株式会社 明治の木原純CXSグループ長や、imperfectの佐伯美紗子代表など。参加した学生たちは、みな熱心に講演に聞きいっていました。

カカオ豆とチョコレートの歴史や現状と、ツウな味わい方を学ぶ

「みなさんは、カカオが“フルーツ”だって知っていましたか?」

そんな問いかけからはじまった、公開セミナー「カカオで学ぶSDGs」。講演のトップバッターをつとめたのは、明治 グローバルカカオ事業本部 カカオマーケティング部の木原さん。チョコレートは私たちの生活にとても身近な存在でありながら、そのルーツを知らない人がほとんどだという。ここで、実際に産地から届いたカカオの実、「カカオポッド」が参加者たちのもとに回されていく。

「カカオは、とてもカラフルでチャーミングなフルーツ。品種によって色が違うのですが、交配が進んで、ひとつの木にいろんな色の実がなることもあります。チョコレートの原料になっているのは、このカカオポッドの中に、果実に包まれて入っているカカオ豆。カカオの実の殻やカカオ豆の皮など、積極的につかわれていない部分がたくさんあるんです」(木原さん)

この日は、4産地から届くカカオ豆をつかったチョコレート「meiji THE chocolate」が参加者全員に配られた。ブラジル、ペルー、コロンビア、ドミニカ共和国の4種類のチョコレートを、みんなで食べ比べてみようという趣向だ。

会場で配られた「meiji THE chocolate」。食べ比べてみると、産地によって味も香りもまったく異なることがよくわかる。自分好みの一枚を見つけるのも、同商品の愉しみ方のひとつだ。現在、「meiji THE chocolate」の産地は3産地(ベネズエラ・ペルー・ドミニカ共和国)に加え、ドミニカ共和国産カカオのダークミルクタイプがラインナップされている※

「今回は、チョコレートの『ビジュアライズドテイスティング』にチャレンジしてみましょう。それぞれの味や香りの変化を表現した映像を見ながら、『なんとなくそんな味がしているな』と感じながら味わってみてください。まずは、ブラジルからです」(木原さん)

フルーティな香りのチョコレート「ブラジル」は、口に入れた瞬間はオレンジのような甘みを感じ、次に甘いクランベリーのような風味に変化。最後にはレモンのようなかすかな苦みと酸味を感じられるという。口の中のチョコレートが溶けていくタイミングに合わせて、オレンジ、クランベリー、レモンの映像が流れ、それらの味わいが感じられた……、ような気がする。

「チョコレートは全部で4種類、チャンスはあと3回ありますからね。最後にはきっと、味と香りの変化が感じられるようになっているはずですよ。では次に、フローラルな香りのチョコレート、ペルーを食べてみましょう」(木原さん)

真剣な表情で、ビジュアライズドテイスティングに挑戦する参加者たち。いつも何気なく食べているチョコレートを、集中してじっくり味わうことは、新鮮な体験だったようだ

「ふたつはどちらも、カカオ70%のチョコレート。産地によって、まったく味が異なることがわかっていただけたと思います。いま、世界で500トンほどのカカオ豆がつくられていますが、そのうちの約1%が日本に入ってきています。第1位の生産国はコートジボワールで、2位はガーナ。日本で食べられているチョコレートの多くはガーナ産です」(木原さん)

「メイジ・カカオ・サポート」は、2006年から明治がおこなっているカカオ農家へのサポートプロジェクト。カカオの木は日差しに弱く、シェードツリーと呼ばれる背の高い木と一緒に育てられる。実が幹にイレギュラーに実ることから、一つひとつ手で収穫されるそう。

「カカオ農家は、実から取り出したカカオ豆を発酵しています。この工程が、チョコレートの味づくりのために非常に重要。そのノウハウを知ることで品質も収入もアップするんですが、産地ではそうした知識を勉強する機会がなかなかありません。発酵後は出荷したあとにカビがはえないよう、しっかり乾燥させる必要があります」(木原さん)

日本に到着したカカオ豆は、ローストして分離・粉砕され、すりつぶしてペースト状になり、型に入れて固められる。

「ここで問題です。ひとつのカカオの実から、板チョコレートは何枚ぐらいできるでしょう? 手を挙げてくださいね。1〜2枚でしょうか、5〜6枚、10枚くらいでしょうか、それとも40枚くらいできるのでしょうか。……けっこう意見が分かれましたね。答えは1〜2枚くらいしかできない、でした。そう聞くと、農家さんたちがすごい量のカカオを生産して出荷している、ということがわかりますね。カカオの生産は、かなりの重労働なんですよ」(木原さん)

2001年に明治に入社、10年ほどまえからマーケティングに携わっている木原さん。2021年からは、カカオにまつわるサステナビリティ活動に注力している

ここで3つめのチョコレート、ベネズエラのビジュアライズドテイスティングに挑戦。ナッティで香ばしい、日本人好みの味わいを会場全体で愉しんだ。

「カカオはもともと、南米で王侯貴族など高貴な人々にドリンクとして愉しまれていた高貴な飲みもの。16世紀のはじめにコルテスがスペインに持ち帰って、世界中に広がっていきました。当時の三角貿易の影響がいまも残っていて、貧困や児童労働、森林伐採といった社会課題につながっているんです」(木原さん)

明治は2026年までに、メイジ・カカオ・サポートをつうじて農家支援を実施した地域で生産された、明治サステナブルカカオ豆の調達比率100%を目指している。2022年時点で62%と、着々とその割合を増やしているところだ。

ビジュアライズドテイスティングの仕上げはスパイシーな味わいのドミニカ共和国のチョコレート。じっくり味わって、参加者やちは大満足のようすだ。

板チョコは50グラムありますが、『meiji THE chocolate』は1個3.5グラム。ただなんとなく口に入れるのではなく、ゆっくり食べることで、愉しみかたが広がることが実感できたと思います。明治では、カカオ豆が大豆のようにもっともっと身近な存在になればいいな、と考えています。これまでカカオ豆の皮をアップサイクルしたコースターやカップホルダー、タオルなども制作してきました。そしていまもいろいろな角度から研究を続けています。今後もカカオに関わるすべての人を笑顔にするために、さまざまな取り組みをおこなっていきます!」(木原さん)

木原さんの講演の後には、特定非営利活動法人ACEの佐藤有希子さんと独立行政法人 国際協力機構(JICA)の堀田さくらさんが登壇。児童労働など社会課題を解決し、持続可能なカカオ産業を目指す取り組みについてのレクチャーが繰り広げられた。

社会問題の解決を「生活者」と一緒に目指す事業展開について説明をおこなう、imperfectの佐伯代表

最後の登壇者は、imperfectの佐伯代表。「なぜ、日本の市場は環境や生産者に配慮した原材料や商品が広がらないのか?」との疑問から、「生活者のみなさんに、現状をもっと知っていただければ、変わるかも! と思って一歩を踏み出しました」と、起業のいきさつなどを語った。

「私たちは、産地を応援するためにどのプロジェクトを実施するか、お客さまに投票で決めていただく仕組みを構築しました。実施プログラムは写真や動画で可視化しながら、結果を共有。その結果、『チョコレートの裏側にある社会課題を知った!』『ほかの商品のサステナビリティにも、興味をもつようになった』など、多くの方のきっかけづくりにつながっているんですよ。完全でなくても、できることから一歩踏み出せばいい。一人ひとりができることは小さいけれども、集まれば大きな変化につながると思っています」(佐伯代表)

さまざまな側面からカカオについての理解を深め、参加者たちは多くの学びを得たようだった。閉会にあたって、お茶の水女子大学のSDGs推進研究所の荒木美奈子副部長が挨拶をおこなった。

「今回はカカオを焦点に考えましたが、コーヒー、スマホ、衣服についても同じように考えていかなければなりません。私たちの暮らしを支えている、遠い国の人々の暮らしや労働に思いを馳せるきっかけにしたいですね」(荒木教授)

※明治ザ・チョコレート最新の商品ラインナップは、こちらをご確認ください。

 meiji THE Chocolate(明治 ザ・チョコレート) | 株式会社 明治 Meiji Co., Ltd.

photo:横江淳、text:萩原はるな

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