“都市鉱山”に眠る鉱石で作られたNY生まれのサステナブルジュエリー「YURI SATO JEWELRY」
ジュエリーを選ぶとき、デザインや価格だけでなく、環境に配慮して作られたものであることを重視する人が増えています。金やダイヤモンドは環境への負荷が大きく、しかも十数年後には採掘可能な金は枯渇すると言われています。その一方で、日本の各家庭で使われずにしまわれたままのジュエリーも推定1兆6550億円分にものぼると言われています。
NYで誕生したYURI SATO JEWELRYは、そんな都市鉱山(※)に眠る資源を利用したサステナブルなジュエリーのブランドです。デザイナーYURI SATOが生み出すジュエリーの数々は、自然物をヒントにしたシンプルで洗練されたデザインと、身につけると内側から力づけられているように感じられる優しい世界観が特徴です。都市鉱山のゴールドやダイヤモンドが放つ本物の輝きと、循環型社会にコミットしている安心感も、大切に使い続けたくなる信頼や愛着につながっています。「より多くの方に心の在り方(インナーサスティナビリティ)を大切にしてもらいたいという願いから、デザインにメッセージを込めています。環境への取り組みだけでなく、内側(一人ひとりの心)/外側(環境)のサスティナビリティの両立を、ジュエリーを通して目指しています」(YURI SATO)
(※)都市鉱山とは、都市に存在する廃棄物の中に含まれている有用な金属を鉱山に見立てたもの。そこから資源を再生し、有効活用しようというリサイクルの一環。地上資源のひとつ。
また、YURI SATO JEWELRYでは購入者を対象として自社・他社製品を問わず使わなくなったジュエリーの返却・回収もおこなっています。受領時点での地金相場で算出した金額分を購入代金から値引きするシステムは、とても嬉しい取り組みです。サステナブルなジュエリーを購入するだけでなく、使わなくなったジュエリーを巡らせることで都市鉱石の削減にも貢献できる。循環型社会をめざすこれからの時代にふさわしいブランドの登場です。
神奈川県出身。東京のジュエリー会社でデザイナーとして勤務したあと2015年NYに移住。デザインのみならずジュエリーメイキングを学び、NYで「YURI SATO JEWELRY」をスタート。2020年に日本に帰国し、新しいコンセプトのもと同ブランドを再スタートする。