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“極上の田舎”高知なら、オーガニック露地野菜&フルーツも鍋焼きラーメンも絶品地ビールも、何でもある!
“極上の田舎”高知なら、オーガニック露地野菜&フルーツも鍋焼きラーメンも絶品地ビールも、何でもある!
TRAVEL

“極上の田舎”高知なら、オーガニック露地野菜&フルーツも鍋焼きラーメンも絶品地ビールも、何でもある!

雄大な自然と独特の食文化や歴史をもち、旅先としてアツい注目を集めている高知県。県が主宰するキャンペーン「どっぷり高知旅」では、“極上の田舎、高知”をコンセプトに、土地の魅力をアピールしています。その一環としてつくられた「どっぷり高知かるた」には、高知の魅力=名所や特産品、高知“あるある”などがギュッと詰まって……。キュートなイラストが描かれた、この「かるた」をガイドに、高知の魅力を探りに行きました。最終回は、名物の朝市や地ビールなど、土佐っ子が愛する地域の味をめぐります。

──第1回「かつおのタタキ編」はこちら──

──第2回「よさこいと美酒に酔っちょれ!編」はこちら──

──第3回「高知の自然&カルチャー編」はこちら──

“市のまち”に誕生した、オーガニックマーケットの先駆け

森林率日本一という豊かな緑と雄大な太平洋の風景、多彩な食文化を誇る高知県。前述の「高知かるた」は、地元の人びとや高知ファンから寄せられたディープな情報が、そのまま札になっている。たとえば「」の札は、「それぞれの 曜日が楽しい 街路市(がいろいち)」と、歴史ある露店市を紹介している。

高知の街路市(がいろいち)は、江戸時代から300年以上続く「お城下(城下町)」の風物詩。曜日ごとに高知市内の異なる場所で開催され、たいていは公道上でおこなわれている。高知県立池公園では、毎週土曜日に「高知オーガニックマーケット」を開催。2008年から始まった、オーガニックに特化した青空マーケットだ。

日本初の毎週開催のオーガニックマーケットとして、20年近く前に始まった。地域の人々はもちろん、遠方から訪れるファンも多い

生産者&つくり手が直接、農産物や食品などを売るコンセプトで、出店者はみな「土から食べる人まで、みんなが元気でいられる仕組みを広げていきたい」という志を持つ。訪れた日は39店舗が出店、おいしくて新鮮なオーガニック野菜や果物、こだわり素材でつくられたナチュラルフード、環境や人にやさしいクラフトなどが売られていた。

会場内のハーブショップで、ユーカリの葉をボール状に束ねたヒーリンググッズを発見! さわやかでフレッシュな香りにうっとりしていると、出店者が「寝室やトイレにつるすと、空間が快適になりますよ。香りがなくなってきたら、軽くもむと復活します」と教えてくれた。1個、500円! ユーカリボール2つを購入し、ウキウキと市を後にした。

四万十市二見地区で、農薬や化学肥料をつかわずに自然栽培されている“幻のレンコン”四万十れんこん。シャキシャキの歯ごたえと強い甘み、ジューシーな旨みが特徴だ

次に訪れたのは、高知県内最大級の売り場面積を誇る農産物直販所「JAファーマーズマーケット とさのさと」。県内全域から新鮮な野菜や果物、精肉、鮮魚が集まる人気スポットだ。13時過ぎに訪れたところ、地元の人や旅行客が入り乱れて大賑わい。温暖な気候のもとで育つ高知野菜は品質がよく、日本中からシェフやバイヤーがやってくるという。

高知かるたの「」の札。「路地・ハウス 個性も豊かな 高知野菜」と詠(よ)まれている

日本一の生産量を誇るミョウガやショウガ、ナスのほか、見るからにおいしそうなトマトやニラと、みずみずしい野菜がズラリと並んでいた。聞けばこれらは、高知県内全域、約1500もの生産者から届いているそう。「土佐和牛」や近海で獲れた鮮魚も揃い、もう買い物は一生、ここだけでいいかと思うほどのラインナップだ。食のセレクトショップ「とさのさと AGRI COLLETTO(アグリコレット)」や地元スーパーの「サニーマート」も隣接しており、50種以上のご当地ポン酢やユズジュース、県内19蔵元による地酒、高知名物「ぼうしパン」やスイーツなどが揃っていて、3施設のいろんな売場を行ったり来たりしてしまった。

アグリコレット内には、高知のご当地麺“鍋焼きラーメン”の「鍋焼きラーメンのがろ〜」が。ぷりぷりのホルモンにニンニクとニラがベストマッチの逸品を求めて長い行列ができていた。もちろん、その価値ありの旨さ!

続いて向かったのは、高知県南国市にある「西島園芸団地」だ。“花と果物の楽園”がテーマの観光農園で、美しく咲き誇るブーゲンビリアが、南国ムードを盛り上げていた。

一年中咲いているという、可憐なブーゲンビリア。白、うすピンク、ショッキングピンクのグラデーションが美しい

ビニールハウス内では約200種類の植物が育てられており、メロンやスイカ、イチゴ、トマト、ブルーベリーやマンゴーなどの果物も。40分間イチゴが食べ放題のイチゴ狩りのほか、メロン、スイカ、マンゴーなどのフルーツ狩りも人気だ。もともと近隣の農家が8軒ほど集まって始まった農園らしいが、いまや観光バスが続々訪れるほどの人気スポットとなっていて、野菜、果物の品質は折り紙つき! 花の苗や高知県の名産品、オリジナルのジャムやドレッシングなども購入できる。

咲き誇る花々を見ながら、冷たくて甘〜いマスクメロンのジュースをいただく。まさに“飲むメロン”。フルーツたっぷりのパンケーキやパフェもあり、心をそそられる

高知産の原料をつかったサステナブルで高品質な地ビール

ご当地グルメツアーの締めくくりに、高知地ビールの代表格「TOSACO」を味わいに、その工房を訪問。「とさのさと アグリコレット」や「サニーマート」にも売っていて、ずっと気になっていたビールだ。高知県香美市にある「高知カンパーニュブルワリー」は、「TOSACO TAP STAND(トサコ タップスタンド)」が併設された蒸溜所。店長の山田彩さんは、TOSACOの代表兼ブルワー、瀬戸口信弥さんの奥さまでもある。

「嶺北の棚田米やゆずなど、どのビールも必ず高知県産の原料をつかってつくっています。タップスタンドでは、できたてのビールが飲み比べできるほか、本場イタリアでジェラート店を営んでいたシェフが手がけており、高知県産の素材を活かしたフレーバーが好評です」(山田さん)

新鮮な樽生ビールは、ライトなものから重量感のあるものまで全8種類。3種類を選んで飲み比べられるという。う〜ん、どれもおいしそうで悩んでしまう……。

高知かるた「:清流に 魅せられ地の酒 増加中」と飲み比べセット。醸造所の横を流れる物部川の景色を眺めながら、できたてのビールが味わえる

まずいただいたのは、限定醸造の「ありがとさこ」。にごりのある見た目とは裏腹に、とてもジューシーでフレッシュな味わいだ。2杯目の「土佐IPA」は、 土佐文旦などをつかった、柑橘の酸味と苦味を活かしたIPA。最後に、日本酒酵母とビール酵母を組み合わせた「和醸(わじょう)ケルシュ」をセレクトした。キレがあって香り高い、どんどんいけちゃう味わい。清流と木々の緑を眺めながら、夢心地のひとときを堪能した。

桂浜には土佐っ子を象徴する幕末のヒーロー、坂本龍馬の銅像が佇む

極上の味わいと絶景、歴史文化が堪能できた高知への旅。かるたの絵札は46枚あり、今回めぐれなかった名所もいっぱいある。さらなる魅力を探ってみたいと、後ろ髪を引かれながら高知を後にした。

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Photo & Text:萩原はるな

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