これぞ、最先端のウェルネストリップ! 「JWマリオット・ゴールドコースト・リゾート&スパ」で体験する、エキサイティングな滞在
アメリカ合衆国メリーランド州に本社を置く、世界最大級のホテルチェーン「マリオット・インターナショナル」。現在、世界145以上の国と地域に9800軒以上の宿泊施設を展開しています。同社の調査によると、2025年には旅行者の90%が「ウェルネス体験」を旅行先選びの重要な要素に挙げているとか。オーストラリアのゴールドコーストに建つ「JWマリオット・ゴールドコースト・リゾート&スパ」は、そんな旅行者のニーズを満たす5つ星ホテル。世界最先端のウェルネス旅を体験しに、美しいビーチリゾートを訪ねました。
ラグジュアリーリゾートの菜園でみた、サステナブルな取り組み
約57kmにわたる美しい白砂のビーチと、近代的な高層ビル群が共存するゴールドコースト。オーストラリアのクイーンズランド州に位置する、世界有数の観光リゾートだ。白い砂浜と青い海、豊かな自然と大規模なテーマパークが揃い、各国から多くの旅行客を迎えている。
JWマリオット・ゴールドコースト・リゾート&スパは、オーストラリア屈指の5つ星リゾート。2020年に大規模なリニューアルをおこない、マリオット・インターナショナルの最上位ホテルである、JWマリオットブランドにグレードアップした。

客室は全238室。42㎡からと、ゆとりのあるラグジュアリーな空間でくつろげる

高層階のスイートルームには、ゴールドコーストを一望できるビューバスを完備
敷地内にはファーム・トゥ・テーブルを体現した「JWガーデン」があり、季節のハーブや食用花、果物、野菜などを育てている。ホテルのメインダイニング「CITRIQUE」のエグゼクティブシェフを務めるポール・スマートさんは、ガーデンの食材をはじめ、地元クイーンズランドの農産物を積極的に使用。環境へ配慮しながら、食とのよりよい関係を育む取り組みを進めている。

「ガーデンで育てたハーブ類は、ピザのトッピングやつけあわせなどに活用。食育プログラムでは、子どもと一緒に収穫してクッキングにつかっています」(ポールさん)
雨水をためてガーデンにつかっているほか、ホテル内のレストランのキッチンで発生した食品廃棄物を回収して専用マシンで堆肥(たいひ)化。JWガーデンの土壌改良材としてつかい、クローズドループ(廃棄物が発生しない循環)を実現しているそうだ。

ホテル内に設置された自動堆肥化装置「OSCA」。通常数ヵ月かかる生ごみの堆肥化を、数週間ほどに短縮できる
ガーデンツアーの後は、シェフによる料理教室に参加。シェフ特製のベイ・バグ餃子づくりにチャレンジした。高級食材「モートンベイ・バグ」は、オーストラリアでとれるロブスターの一種。皮を取り除いてグリルしたバグに特製のロブスタービスクソースをかけ、カフィアライムとJWガーデンのフレッシュハーブを添えた人気のひと皿だ。

ポールさんは、ホテルのリニューアルオープンに合わせてエグゼクティブシェフに就任、地元の食材を最大限に活かしたモダン・オーストラリア料理を提供している。ゴールドコーストの食文化を牽引するスターシェフだ

多くの客がリピートする、シェフの看板料理「モートンベイ・バグのダンプリング」。香ばしく焼いたエビの殻の下に、エビの身を贅沢につかったプリプリの餃子がスタンバイ
シェフと一緒にエビのフィリングを餃子で包んでボイルし、モートンベイ・バグの尾っぽ部分を焼いてトッピング。しあげに、カニやエビの殻からとった濃厚なロブスタービスクを注いで完成! 軽く泡立てられたソースは、軽やかかつクリーミー。さわやかな香りのカフィアライムとサンバルチリペーストでアジアンテイストをプラスした、リッチな味わいのひと皿ができあがった。
ひととおり厨房で撮影したあとは客席に座り、できたてのモートンベイ・バグの餃子のほか、焦がしセージバターが香ばしいパンプキンニョッキにスノーフィッシュのオーブン焼き、トリュフポテトが添えられた和牛ステーキと、華麗なるランチコースを満喫。心身ともに満たされたところで、美しい空と海を望むプールエリアへ向かった。

熱帯魚が泳ぐ海水ラグーン。周辺には、南オーストラリアから運んできた砂が敷かれている
ラグーンは海水で満たされ、海水ごと移動してきたカラフルな熱帯魚たちが泳いでいる。ホテル内で本格的なシュノーケリングができるだけでなく、ウォータースライダーがついた淡水プールやジャグジー、人工の滝まである 。フィンとゴーグルをつけてはしゃぐ子どもたちから、プールサイドでカクテルを楽しむマダムまで、みな思いきりバケーションを満喫していた。

ロビー階にあるバー&ラウンジ「チャプター&ヴァース」で人気の、「ハイティー・バイ・JW」。トロピカルな庭園やプールを眺めながら、地元の旬の食材をつかったスイーツや自家製ペストリー、オリジナルカクテルが楽しめる
午後は、ラグジュアリーないやしの空間「Spa by JW Gold Coast」でトリートメント。アロマオイルをつかったマッサージは、イタ気持ちよく全身を刺激してくれる夢のようなメニュー。セラピストの力加減が絶妙で、「心地よさを存分に味わうためにも、寝てはいけない!」と思っていたのに、いつの間にか意識が遠のいていた。施術後は優雅な「リラクゼーション・ポッド」で、香り高いお茶をいただく。最高級のアロマの香りに包まれた、夢心地のひとときだった。

トリートメントルームは全6室。専用ラウンジや石づくりのバスタブ、ツインシャワーを備えたシグネチャー・カップルスイートもある
シェフが踊りながら、客にグリル野菜を投げる!?
ディナーは、ホテル3階にある鉄板焼きレストラン「Misono Japanese」へ。その名のとおり、寿司や鉄板焼きが味わえる人気のレストランだ。5つ星ホテルの鉄板焼きということで、ドレスアップして出かけた。けれどもエントランスを抜けると、店内はガヤガヤと居酒屋のようににぎやか。カウンター席を抜けた鉄板焼きコーナーでは、それぞれの鉄板焼きに専属の料理人がついており、歌ったり踊ったり(!)しながら調理に励んでいる。

タマネギの輪っかを重ねて火山の形をつくり、油と酒を注いで噴火を演出する「オニオン・ボルケーノ」
鉄板上で焼けるハートをかたどったチャーハンに出迎えられ、さっそく鉄板の前に着席。味噌汁、サラダ、刺身を味わいながら、シェフのパフォーマンスに見とれていると、隣の鉄板から大歓声が聞こえてきた。見れば、シェフがグリルしたズッキーニや卵焼きを、お客の口めがけて投げているではないか!
和牛、ホタテ、ロブスターなどなど、目の前で仕上げてくれる最高級の鉄板焼きを味わいながらも、「いつ、食材が飛んでくるのか!?」と戦々恐々としてしまう。忘れたころに、シェフが野菜を焼きながら「Open wide(口を大きく開けて)!」と叫んだ。すかさず野菜がポンポンと宙を舞い、鉄板の端から順番に客が口でキャッチ! 外して顔に当たると大笑い、見事口に入ると大歓声。一度でキャッチに成功したときには、謎の達成感に包まれてしまった。

最後に、シェフが踊りながらマヨネーズ?で感謝のメッセージを書いてくれた
まさかラグジュアリーホテルで、飛んでくるパプリカを口でキャッチする日がくるとは……。BGMにはボン・ジョヴィの往年の名曲「リヴィン・オン・ア・プレイヤー」がかかり、レストランじゅうが大盛り上がり! シェフに調理用のヘラをマイク代わりに差し出され、つい熱唱してしまった。
食材、アメニティにインテリアと、超ゴージャスな最高級ホテルながら、陽気すぎる鉄板焼き体験にびっくり。そういえば、世界的な総料理長、ポールシェフもとってもきさくだった。気取らない体験重視のラグジュアリーこそ、いま求められているウェルネストリップなのだろう。
photo&text:萩原はるな




