デンマーク発「3Dアニメで子どもにごみ問題を伝える」
海を守る、持続可能な社会への方法は、さまざまにあっていい——。各国のユニークな取り組みからは、文化の違いも見えてきます。今回は、デンマークの取り組みをご紹介します。
アニメからドキュメンタリーまで
硬軟さまざまなコンテンツが
1980年代という早い段階で空き缶のデポジット制度を取り入れたエコロジー先進国デンマーク。国民の深い理解の裏には、環境に働きかける企業への政府の手厚い支援、そして充実した民間団体の存在がある。「plastic change」は、プラスチックごみの軽減を目指し、子ども向けの教材をつくるなど幅広く活動している。
なかでもユニークなのが、彼らのYouTube。海洋プラスチックの危険性を訴える短編3Dアニメーションから、リサイクルの過程を追ったドキュメンタリーまで、硬軟おりまぜたさまざまなコンテンツが並び、知的好奇心をかきたてている。
plasticchange.org
●情報は、FRaU SDGs MOOK OCEAN発売時点のものです(2019年10月)。
Coordination:Akiko Frid Text: Toyofumi Makino Edit:Asuka Ochi
Composition:林愛子
【こんな記事も読まれています】
オランダ発!プラごみリサイクル機の設計図を誰でもシェアできるサイト
「不法投棄は殺人級の大罪だ!」マシンガンズ・滝沢&坂井きのこがSDGsイベントで訴えたこと【前編】