脱プラとおしゃれを両立した「竹歯ブラシ」は、これからの常識!?
海を守る、持続可能な社会への方法は、さまざまにあっていい──。各国のユニークな取り組みからは、文化の違いも見えてきます。今回は、ドイツ生まれのエコグッズをご紹介します。
エコ大国ドイツならではの歯ブラシ
ヨーロッパでは普通のドラッグストアでも浸透している、自然素材の歯ブラシ。ドイツの「HYDROPHIL」のものは、持ち手が竹。ブラシも石油を使わずに製造され、100%植物由来のナイロン素材となっている。素材にこだわるだけでなく、製品製造の対価をフェアに支払い、発展途上国にきれいな飲み水を供給するチャリティー団体「VIVA CON AGUA」に利益の10%の寄付もしている。
世界中の人が使用する歯ブラシが自然に還る素材に取って代わるだけで、プラスチックごみの大きな削減に。こんなおしゃれなデザインなら、毎日の歯磨きも楽しくなりそうだ。
●情報は、FRaU SDGs MOOK OCEAN発売時点のものです(2019年10月)。
Coordination:Yumiko Nakanishi Text & Edit:Asuka Ochi
Composition:林愛子