「ピュレグミ」のカンロが考える、「お菓子メーカーが未来のためにできること」【PR】
1955年に発売された超ロングセラー「カンロ飴」を皮切りに、「健康のど飴」「ピュレグミ」「金のミルク」から2021年発売の「マロッシュ」まで、時代を超えて私たちの毎日をおいしく彩ってきたカンロ。実は、環境に配慮した「飴からできること」を提案するという、サステナビリティ推進企業でもあるのです。環境にやさしい容器の採用、生産に使用するエネルギー削減など、さまざまな取り組みを実践。そしてこのたび、サステナブルな新ライン「ヒトツブカンロearth」をリリースしました。
廃棄される飴を救え!「ヒトツブカンロearth」
2022年11月に110周年を迎えるカンロ。時代が求めるキャンディやグミ、マシュマロなどを世に送り出し、生活に身近な企業として愛され続けてきた。東京駅構内のグランスタ東京、新宿ミロードに直営店「ヒトツブカンロ」を展開。外はパリパリ、中はしっとりの次世代食感グミ「グミッツェル」目当てに大行列ができるなど、オリジナルアイテムが大きな話題になっている。
そんな「ヒトツブカンロ」からサステナブルなシリーズが登場した。「ヒトツブカンロearth」は、製造時に割れや欠けが生じて販売できない「規格外」の飴や、てん菜糖など植物由来の原料などに着目。これらをアップサイクルした製品の開発、販売をスタートさせたのだ。
これまで、規格外の飴を含む廃棄原料のうち83.7%は肥料や飼料などに再利用されてきたが、残りの16.3%は破棄されていた。これらを有効活用できないか──。カンロは糖からアルコールを生み出す技術を持ったファーメンステーションと協業し、規格外の飴の活用につなげた。ファーメンステーションの技術を活用することで規格外の飴と、休耕田で育てた有機米を組み合わせ、酵母を加えて発酵させ、アルコール(エタノール)を精製することに成功したのだ。
地球や環境にやさしいアイテムは、人にもやさしい
こうして精製したアルコールを活用、製品化されたのが「地球をあるくウエットティッシュ」(9月14日発売)だ。従来のウエットティッシュに使用されているアルコールは、ほとんどが海外からの輸入品。石油由来のものも少なくない。だが、規格外の飴と米を発酵させてつくった自然由来のアルコールは、手にしっとり、やさしくなじむ。ほんのり甘い香りがするような気も……。
キャンディを取る、人にわたす前に、その手をサッとひとふき。従来のウエットティッシュや消毒用アルコールが苦手な人にも、ぜひ試してもらいたい。
ヒトツブカンロearthでは、植物由来の原料活用にも取り組んでいる。サトウキビやトウモロコシの繊維をPlaXコンパウンドという生分解性の素材に加工し、これを使用したPlaXファイバーでつくったのが、9月14日に発売された「地球想いのハンドタオル」だ。
植物由来の繊維から生まれたハンドタオルは、肌にやさしい。使用後に燃やしても、大気中のCO2を増やさないカーボンニュートラル。一定の環境下に置けば水と二酸化炭素に分解されるという、まさにアースコンシャスな製品なのだ。
「キャンディのカンロが、なぜウエットティッシュやハンドタオルを?」と不思議に思う人は多いだろう。その理由は、飴をパッケージから取り出したり、人に差し出したりする「手」をキーワードに商品を開発しているため。今後もハンドスプレーなど、手にまつわるアイテムを展開していきたいという。
同社では、「未利用包材」の活用も検討中。パッケージをつくる際などに、どうしても多少は出てしまう端材=未利用包材は、これまで、ごみとして焼却されることが多かった。これも有効利用すべく、現在パートナー会社らと開発を進めているという。
さらに、果汁などをつくる際に出るフルーツの搾りかす、いわゆる果実残渣もアップサイクルできないか研究中だ。近い将来、「未利用原料」を「利用」したキャンディが、店頭に並ぶ日がくるかも……!?
かわいくて、おいしくて、地球や人にもやさしいアイテムが今後も続々と登場するヒトツブ カンロearthから、当分目が離せそうもない。
photo:横江淳(ヒトツブカンロ グランスタ東京店)
ヒトツブカンログランスタ東京店
東京都千代田区丸の内1-9-1 JR東京駅構内B1F グランスタ内
TEL:03-5220-5288
営業時間:月~土 8:00~22:00/日曜・連休最終日の祝日(単日の祝日含む) 8:00~21:00
ヒトツブカンロ新宿ミロード店
新宿区西新宿1-1-3 新宿ミロードモザイク通り(M114号区画)
TEL:03-3349-5715
営業時間:10:00~21:00
※期間限定:2022年12月31日まで
ヒトツブ カンロearth公式HP