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モデルの水原希子が“竹害”に着目したミストで「サステナブルコスメアワード」SILVER賞を受賞!
モデルの水原希子が“竹害”に着目したミストで「サステナブルコスメアワード」SILVER賞を受賞!
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モデルの水原希子が“竹害”に着目したミストで「サステナブルコスメアワード」SILVER賞を受賞!

2025年2月14日、東京・代々木体育館で開催された、人にも地球にもやさしいコスメを表彰する「サステナブルコスメアワード」(以下、サスコス)の授賞式。 SILVER賞に輝いたのは、モデル・水原希子さんがディレクターを務める「kiiks」の「竹水フェイスミスト」でした! 授賞式では水原さんのほか、審査員賞をとった「yokayo」の「ボディミルク」をプロデュースする篠田麻里子さんも登壇し、会場は大いに盛り上がりました。

ブランド立ち上げから10ヵ月での受賞式

2019年にスタートしたサスコスは、日本で初めて化粧品とトイレタリー分野にSDGs視点での評価基準を定め、“人にも地球にもやさしいコスメ”を毎年表彰しているアワード。発起人は環境省の有志で、環境や化粧品などの専門家が審査員を務める。FRaU編集長兼プロデューサーの関 龍彦も、その立ち上げから関わっている。

サスコスは、コスメの原料生産過程から製造、販売、流通、消費、廃棄まで、ライフサイクルすべてを厳正に審査する。そうすることで、コスメのサステナビリティが推進されると考えているからだ。

2月14日〜16日に代々木体育館にて開催されたクリエイションの祭典「NEW ENERGY TOKYO」。このなかでサスコス受賞式もおこなわれた

そして今回からは、より多くのサステナブルな商品にスポットライトが当たるようにと、ランドリーやフレグランス、サニタリー製品も審査対象に加わった。もっともすぐれた製品に贈られる「GOLD賞」は、プラスチックをまったくつかわない、1回分ごとに固形化された洗濯石けんパルセイユ「プラレスソリッドランドリー ソープ」が受賞した。100%自然由来成分でできていて、環境負荷がきわめて少ない点が評価されたという。

最前列は審査員(左端が関)。2列以降が受賞者たちだ

そしてSILVER賞に輝いたのは、デザイナーとしても活躍するモデル・水原希子さんが運営するブランド「kiiks」の「竹水フェイスミスト」! 地方創生賞には、元AKB48メンバーの篠田麻里子さんが手がけるスキンケアブランド「yokayo」の「yokayo ボディミルク」が選ばれた。

GOLD賞に次ぐ高評価を受けた水原さんプロデュースの竹水フェイスミスト。「kiiksは、去年の3月に立ち上げたばかりのブランド。こんな賞をいただけるなんて、驚いて気絶してしまいそう!」(水原さん=写真右)

「yokayoは、私自身が長年アトピー性皮膚炎に悩まされてきたことから、透明性の高い商品をつくりたくて始めたブランドです」と篠田さん。「今後も福岡県の糸島で、肌にも人にも環境にもやさしいコスメづくりを進めていきたいです」と語った

「地域が抱える課題解決を目指したい」

今回のアワードでは、ただサステナブルな商品を生み出すだけでなく、各地域の資源をつかい、地域の課題解決につなげている製品が多く見られた。水原さんの竹水フェイスミストは、生命力にあふれた竹のエッセンスを活用しながら、荒れてしまった竹林による土砂災害などの「竹害」にも考慮している。

「きっかけは、『自分が安心してつかえる、ナチュラルコスメがつくりたい』という想い。けれども商品を企画してつくっていくうちに、竹害や耕作放棄地といった地方が抱えるさまざまな問題を知りました。そういう課題を少しでも解決できるような素材をつかったのが、今回のフェイスミスト。私も竹を切る段階から参加し、結果的に素晴らしい商品ができました。サスコスには以前から注目していて、これまで受賞した商品をいくつもつかっているんです。そんな私が受賞者の一員になれてとてもうれしい。この商品の後ろには、たくさんの方の努力と想いがあります。今後もこの姿勢を崩さずに、地方の抱える課題や自然の恵みの素晴らしさを伝えていきたいです」(水原さん)

Photo:横江淳 Text:萩原はるな

──次回は、水原希子さんが考えるサステナブルについて伺います──

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