「ブリヂストン こどもエコ絵画コンクール」で受け継がれてきた“貢献の精神”【PR】
1931年の創業以来、「最高の品質で社会に貢献」という使命のもと発展を続け、グローバルなタイヤメーカーへと成長を遂げたブリヂストン。変化を続ける時代のニーズに合わせて、さまざまな社会貢献活動をおこなってきました。そのひとつが、未来のすべての子どもたちが安心して暮らしていくための環境保全活動。「ブリヂストンこどもエコ絵画コンクール」は2023年、20周年を迎えます。同コンクールを取り仕切る伊神智加さんに、これまでの経緯や想い、未来への展望を伺いました。
環境や自然について考えるキッカケを創出
小学校に出張して、講義やゲームを通じて環境保全とものづくりの両立について学んでもらう「環境ものづくり教室」や、国内8ヵ所に森林整備活動区域を設けて活動する「エコピアの森」など、環境保全に向けたさまざまな取り組みをおこなっているブリヂストン。2003年にスタートした「ブリヂストンこどもエコ絵画コンクール」は、子どもたちに環境や自然の大切さを考えるキッカケを提供してきた。コンクールの企画と運営を担当しているのは、以前は障がい者雇用などに関わってきた伊神智加さんだ。
「2年前までは大手人材サービス企業のグループ会社に所属し、障がいのある方々の就労支援を担当していました。学生時代から障がい者支援など福祉に関わる仕事に就きたいと思っていた私にとって、とてもやりがいのある仕事でしたが、私が支援できるのは、働くことができる状況にある方のみ。より支援を求めているのは、そのステージまで行けない方なのではないか、という思いを抱くようになりました」(伊神さん、以下同)
支援が届きにくい人たちに対しても、広くアプローチしたい。そう考えた伊神さんは、転職活動をスタートさせた。
「障がいがある方だけでなく、いろいろな困難に見舞われている方々の支援もしたかったので、広く社会貢献活動を展開している企業を志望しました。ブリヂストンは交通安全活動や障がい者職業訓練校の開設、環境に関するプロジェクトなど、独自のさまざまな活動をおこなっています。なかでも、障がいのある方や高齢者、パラアスリートをはじめ、すべての人々がいきいきと生活できる社会の実現に向けて取り組んでいるAHL(Active and Healthy Lifestyle)の活動にとくに感銘を受け、転職を決めました」
現在は、環境や自然に関する絵画を募る「ブリヂストンこどもエコ絵画コンクール」の企画と運営を担当。伊神さんはコンクールの方向性や関連イベントの企画を決め、広告代理店などと協働しながら募集から審査、発表へと進めていく。
「2022年は受賞作品の展示を、はじめてショッピングモールでおこないました。告知をした時点で『楽しみにしています』などと多くの反応が寄せられ、会期中には遠方から足を運んでくださった受賞者もいらっしゃいました。コンクールに参加してくれた子どもたちやそのご家族とダイレクトにコミュニケーションがとれ、このコンクールの影響力の大きさを実感。たまたまショッピングに来て通りがかったという方から、『10年前に子どもが受賞しました! いまは、こんなに大きなコンクールになっているんですね』とお声がけいただいたときには、継続することの大切さを感じましたね」
第20回目となる今回は「しぜんがいっぱい しあわせな くらし」をテーマに、2022年12月1日から2023年1月20日まで応募を受け付けている。前回のコンクールには、5万7000点にのぼる応募があったとか。
「各学校では、当コンクールの応募作品づくりを冬休みの宿題としても活用いただいています。ありがたいことですが、進学や進級前の3月までには受賞作を決定して賞状や賞品をお渡しすることが必須となるため、スケジュール管理には毎年苦労しています。ただ、5万人以上の子どもたちとご家族、先生方と関われる、とてもやりがいの大きい仕事。20周年を迎え、さらにたくさんの子どもや大人たちに環境を考える機会を創出していきたいです。そのためにいま、さまざまな企画を考えているところです」
「すべての人が自分らしい毎日を歩める社会」実現のために
社会貢献活動を通じて未来につながる取り組みを推進することが、グローバルなメーカー企業としての使命と考えるブリヂストン。同時に、戦後の西洋美術コレクションと都心型美術館の設立に力を尽くした創業者・石橋正二郎氏の、文化や芸術への貢献精神もしっかり引き継がれている。
「環境についてあらためて向き合うような時間をとることは、なかなか難しいものです。今回のテーマ『しぜんがいっぱい しあわせな くらし』には、みんなで楽しくこれからの未来について考えるキッカケになればいいな、という願いを込めました。第1回コンクールに応募してくれた子どもたちは、いまはもう20代になっているはず。参加者がやがて大人になって親になり、また、ご自身の子どもに『お母さんも小学生のころ、こういう絵を描いて応募したんだよ』などと受け継いでいく……。私たちの取り組みが、環境について向き合ったり、その大切さを次世代に伝えたりする機会となり、よりよい未来につながっていくといいな、と思っています」
ゆくゆくは、ブリヂストンが注力している障がいがある方やパラアスリートの支援活動にも携わってみたいと伊神さん。
「そうした支援を通じてすべての人が自分らしい毎日を歩める社会を目指すことこそ、ずっと私が『やりたい』と願ってきたこと。夢を実践できる道が開けて、いまとても充実しています」