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週1回からはじめる新・食習慣 ヴェルヌ華子の「プラントベース」レシピ ⑤ ケールのジェノベーゼ
週1回からはじめる新・食習慣 ヴェルヌ華子の「プラントベース」レシピ ⑤ ケールのジェノベーゼ
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週1回からはじめる新・食習慣 ヴェルヌ華子の「プラントベース」レシピ ⑤ ケールのジェノベーゼ

プラントベースとは、plant(植物)+base(土台)、つまり植物由来の食材を基本とした食生活のこと。ミラノ在住のヴェルヌ華子さんは、パリのレストランで出合った植物性のみの料理に衝撃を受けてプラントベースと栄養学を本格的に学び、その素晴らしさを広めることをライフワークにしています。そんなヴェルヌさんから、野菜や果物、穀物、ナッツなどの種子類、海藻類、キノコ類などをつかった旬のレシピをお届けします。まずは週に一食からはじめて、ゆくゆくは日々の食卓に取り入れてみて!

プラントベースレシピその5【ケールのジェノベーゼ】

栄養たっぷりの冬野菜、ケール。モサモサして食べにくいイメージがあったり、「苦いのでは?」と思っていたりする方も多いのではないでしょうか。けれども実は、ケールは苦味も少なく、工夫次第でおいしくいただける優秀野菜なのです。

そこで今回は、ケールの栄養をそのまま活かしたレシピをご紹介。材料をミキサーで混ぜるだけで、子どもでも食べやすい自家製ジェノベーゼソースができあがります。パスタに合わせたり、ディップソースにしたりと、アレンジは無限大! サラダやパンにもぴったりです。

【ケールのジェノベーゼ】

材料(つくりやすい分量)

ケール……100g(約1束)

アーモンド(皮なし)……70g

にんにく……1片

オリーブオイル……100ml

塩……小さじ1強

つくり方

1.ケールは芯から葉をはずす。ニンニクは皮をむいて、味が強いのが苦手であれば熱湯でさっとゆでる。

2.アーモンド、オリーブオイル、ニンニクをミキサーに入れて、ペースト状になるまでブレンドする(お好みで粒感を残してもOK)。

3. 2.にケールをちぎって加え、ようすを見ながら数回に分けながら回し※、葉の粒が残る程度にブレンドする。最後に、塩で味をととのえたらできあがり!

ケールをミキサーで高速で混ぜすぎると、熱を帯びてケールが色素沈着してしまうので注意して下さい。

【インゲンとじゃがいものジェノバサラダ】

ケールのジェノベーゼをつかった、簡単なサラダのレシピをご紹介! ジェノバペーストは、野菜にからめるとクリーミーなコクが生まれます。イタリア・ジェノバの名物、ペストジェノベーゼは、パスタにじゃがいもとインゲンを合わせるのが一般的。お酢の酸味でキュッと引きしまりつつ後味はすっきり、子どもも大人も楽しめるサラダです。

材料(人分)

ケールのジェノベーゼ……大さじ2~3(お好みで)

じゃがいも……200g

インゲン……・200g

塩、こしょう……少々

白ワインヴィネガー……適宜

つくり方

1.じゃがいもは皮をむき、ひと口サイズに切る。インゲンは端の部分を切り落としてから5cmほどの長さに切る。

2.鍋にたっぷりの湯を沸かして塩少々を入れ、インゲン、じゃがいもを好みの硬さになるまでゆでて、水気をよく切る。

3.じゃがいもとインゲンの粗熱が取れたら、ケールのジェノベーゼを絡める。塩こしょう、白ワインヴィネガーで味をととのえたら完成!

ヴェルヌ華子

プラントベース ウェルネス コーチ、プラントベースを軸としたライフスタイルの習慣化を叶える12週間のウェルネス・プログラム「Plantful Journey Program」主宰(https://www.plantful-journey.com/)。現在、フランス人の夫と2人の子どもとともにイタリア・ミラノ在住。十数年間、ラグジュアリーブランドのパリ本社ファッション本部でマーチャンダイジングに携わったのち、プラントベースの食生活を築くサポートをするプログラムを立ち上げる。また、パリやミラノでケータリングやポップアップディナーなどを開催。2023年夏、パリ・コルドンブルー調理学校のPlant-based Culinary Artsディプロマコースで、日本人として初めて学ぶ(Instagramはコチラ)。

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