週1回からはじめる新・食習慣ヴェルヌ華子の「プラントベース」レシピ㉘ タルトタタン
プラントベースとは、plant(植物)+base(土台)、つまり植物由来の食材を基本とした食生活のこと。ミラノ在住のヴェルヌ華子さんは、パリのレストランで出合った植物性のみの料理に衝撃を受けてプラントベースと栄養学を本格的に学び、その素晴らしさを広めることをライフワークにしています。そんなヴェルヌさんから、野菜や果物、穀物、ナッツなどの種子類、海藻類、キノコ類などをつかった旬のレシピをお届けします。まずは週に一食からはじめて、ゆくゆくは日々の食卓に取り入れてみて!
プラントベースレシピその28【タルトタタン】
リンゴをたっぷりつかったデザート、タルトタタンのレシピをお届けします。通常のレシピではバターをつかいますが、今回はココナッツクリームとカカオバターを使用。いずれも製菓専門店やネットショップで手に入ります。塩とバニラを効かせたカラメルが、リンゴの酸味と絶妙にマッチ! 華やかなビジュアルで、特別なおやつにもぴったりです。リンゴがおいしいこの季節に、ぜひお試しを。
◆タルトタタン◆

【材料】
リンゴ……1.5kg(約8個)
ヴィーガンパイシート(直径約27cmの円形タイプ)……1枚
※リンゴの品種は、紅玉、ジョナゴールドなど、加熱しても形が崩れにくく、酸味があるものがオススメ
◆カラメル
ココナッツクリーム……75g
砂糖……75g
カカオバター……10g
塩……0.8g
バニラ……1g
※オーブン対応スキレットを使用
※調理用の温度計があると安心
【つくり方】
1.リンゴは皮をむき、芯を取り除いて縦半分に切る。

2. カラメルを用意する。スキレットにココナッツクリームを入れて火にかけ、沸騰したら火からおろして砂糖を加える。再度火にかけ、砂糖が溶けて110℃以上になるまで中火で加熱する。白い泡がボコボコと立ち、ふんわりと泡立ってきたら火からおろす。カカオバター、塩、バニラを加え110℃以上になるまで、混ぜながら加熱する。ふんわりと白っぽい泡が立ったら完成。
※調理用の温度計がない場合は、泡のようすを見ながら加熱を調整すること
※カラメルの加熱が十分か確認したい場合は、冷やしたバットにカラメルを数的垂らして固まればOK。固まらない場合、温度を110℃以上に保ちながら再度加熱を

3. 2.のカラメルの上に、1.のリンゴを並べる。芯を取った空洞部分や実と実の間にもリンゴをカットしながら入れ、隙間なく敷き詰める。

4. 3.のリンゴの上に重し用の鍋を置き、強火で水分を飛ばしながら20分加熱する。

5. オーブンを220℃に余熱し、重しを外した4.をスキレットごと入れて10分焼く。
6. オーブンからスキレットを取り出し、余熱をとる。パイシートはフォークなどで穴を開け、リンゴの上にかぶせる。パイシートの縁をヘラなどで押し込み、下写真のように形成する。

スキレットが非常に熱いので、ヤケドに気をつけて
7. 200℃に余熱したオーブンで約20分、パイがこんがりとキツネ色になるまで焼く。

8.オーブンから取り出し、粗熱をとる。食べる直前に大皿をスキレットにあて、ひっくり返したら完成!
※食べる直前に剥離することで、パイのサクサクとした食感が楽しめる
◆ヴェルヌ華子

プラントベース ウェルネス コーチ、プラントベースを軸としたライフスタイルの習慣化を叶える12週間のウェルネス・プログラム「Plantful Journey Program」主宰(https://www.plantful-journey.com/)。現在、フランス人の夫と2人の子どもとともにイタリア・ミラノ在住。十数年間、ラグジュアリーブランドのパリ本社ファッション本部でマーチャンダイジングに携わったのち、プラントベースの食生活を築くサポートをするプログラムを立ち上げる。また、パリやミラノでケータリングやポップアップディナーなどを開催。2023年夏、パリ・コルドンブルー調理学校のPlant-based Culinary Artsディプロマコースで、日本人として初めて学ぶ(Instagramはコチラ)。




