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大ヒット菓子「バターのいとこ」は、どうして生まれたのか
大ヒット菓子「バターのいとこ」は、どうして生まれたのか
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大ヒット菓子「バターのいとこ」は、どうして生まれたのか

職業や肩書、場所にとらわれず、どうやって働き、どうやって生きるのか。いま、選択肢は広がりつつあります。自分に合う働き方を見つけた人たちに伺う、新しい働き方のヒント集。今回は「幸せの連鎖」を生み出す仕事をする宮本吾一さんを紹介します。

宮本吾一がつくり出した「ハッピー産業」

自身で「ハッピー産業」と呼ぶ、幸せの連鎖を生み出す仕事をしている宮本吾一さん。

周りの人が幸せになるために、ゼロからマネタイズを学びながら事業化。それを後輩たちにも伝えている

始まりは、ファストフードの代名詞のようなハンバーガーを地産地消で丁寧につくったらどうかと考えてのハンバーガーショップ。そこで知り合った生産者たちを広く紹介したくてマルシェイベントをスタートした。

盛況すぎてボランティアではムリがきてしまったから、常設のマルシェ「Chus」として仲間たちと栃木県那須塩原市に複合施設をオープン。

その仲間の牧場の課題を解決するために生み出したのが、「バターのいとこ」という焼き菓子だ。大ヒットした現在は障がいのある人たちに製造を担当してもらえるようになった。

「まず自分が幸せになりたい。なにが幸せかと考えたら、自分の関わっている人が笑っている状態だった」という宮本さん。いつも誰かの悩みや課題をどうやって解決しようかと考えて、事業を始めている。

●情報は、FRaU SDGsMOOK WORK発売時点のものです(2021年4月)。
Text:Shiori Fujii Edit:Chihiro Kurimoto
Composition:林愛子

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