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キムタクが新CM会見で明かした「気候変動」と「愛犬マナー」への危機感
キムタクが新CM会見で明かした「気候変動」と「愛犬マナー」への危機感
FEATURE

キムタクが新CM会見で明かした「気候変動」と「愛犬マナー」への危機感

キムタクこと木村拓哉さんが登場した、5月27日の三菱UFJファイナンシャルグループ(MUFJ)新テレビCM発表会。これまで同CMには女優の石原さとみさんが出演していましたが、キムタクと俳優・水上恒司さんが新たに登場することが発表され、会見には木村さん本人が登壇。石原さん、水上さんとの共演や、サステナブルな社会について思うことをサービス精神たっぷりにトークしました。新サービスのロゴマークを毛筆で“ひと筆書き”するようすまで披露。さすがの貫禄で、集まった人びと全員をトリコにしたのでした。

石原さとみと「ついにご一緒できる!」

木村拓哉さんはこのほど、MUFJの金融サービスを統合した新サービス「エムット」のイメージキャラクターとなった。その新CM発表会に登場し、撮影の舞台裏を語る彼は、ユーモアたっぷりの語り口でいきなり会場の全員を魅了した。

「いま(スクリーンで)ご覧いただいたとおり、CM撮影の舞台が実際にグルグル回転してたんです。このデジタル全盛時代に、CGでも何でもなく、究極のアナログ撮影というか。舞台はわりと速く回転していましたので、歩いて動き回りながら撮影できた僕や石原さんなど俳優陣はともかく、お店のスタッフ役、お客さん役の皆さんは、目が回っちゃったんじゃないですかね? 今回の撮影は何度かご一緒したことがあるスタッフさんが多く、共演者の方々にも恵まれたので、すごくスムーズに進みました」(木村さん、以下同)

落ち着いた話しぶりに52歳の貫禄は出ていたものの、エムットのプレートを持つ姿のかっこよさ、若々しさは……やはり群を抜いている!

続いてステージ上では、石原さん、水上さんのメッセージ動画が流れた。

石原「木村さんとの共演ということで、最初は緊張したんですが、(撮影現場で)たくさんお話ができてすっごく楽しかったです! 木村さんには現場を楽しむ余裕があって、まわりを明るくする姿がとても魅力的でした」

水上「木村さんが現場で、どんな方にも分け隔(へだ)てなく接している姿が印象的でした。今後、映画やドラマの現場でご一緒できたら、ご迷惑をかけないようにがんばります!」

2人のメッセージ動画を舞台袖で見たキムタクは、「ビデオレターって、最近あんまりないですけど、なるほど、こういう使い途(みち)があるんですね。一方通行的なものを見るのって、ちょっと恥ずかしいですけど」と照れくさそう。

「石原さとみさんとガッツリ共演するのは今回が初めてだったので、『ついに、ご一緒できるんだな』と思いました。(彼女は)ずっとMUFJのCMに出られているので、現場では『石原さんのホームグラウンドにお邪魔しているなあ』という感じ。水上さんは、すごくしっかりした軸をもっている方。ぜひ、映画やドラマなどで共演してみたいですね。CMの撮影は僕も楽しかったし、お二人からたくさん刺激をもらえました。撮影の現場では、どんな方と共同作業をしても、必ず刺激をもらえるんです。出演者の組み合わせによって、毎回違う化学反応が起こる。それが、この仕事の面白いところだと思います」

エムットのロゴのひと筆書きも披露。「(完成した)作品のポイントは?」と聞かれ、「作品とか言うの、やめてくださいよ!(笑) ただエムットをひと筆で書く。そこに集中しただけです」とキムタク

エムットサービスのスタートにあわせて、「まるっとはじめたい」ことを聞かれたキムタク。その答えは、おカネにまつわるものだった。

「いまは現金よりキャッシュレスの時代。新札に切り替わって少したちますが、いまだに渋沢(栄一)さんを手にすると、ちょっとした違和感をもったりする自分がいます。便利である反面、買い物をするときに現金を相手に手渡すなど、お金に気持ちを乗せることもありますよね。この機会に、現金とキャッシュレスのバランスを、まるっと見直してみたいと思っています」

最後に日常生活で「どうにかならないのかと困っていること」を聞かれると、「地球環境」と返答。

「ドラマの撮影をやっていると、暦が進んで暖かい季節には日(明るい時間)が長くなって、デイシーンの撮影も長くなる。冬になると、逆にデイシーンが撮れる時間が限られてきます。季節を感じられていいなと思う反面、撮影ではシビアな問題になる。それに最近はあまりにも寒暖差が激しくて……。どうしようもないことではありますが、これから夏になっていくと、いったいどうなっちゃうんだろう。大変なことになりますよね」

役者の目線から気候変動への危機感も語ったキムタク。そしてもうひとつ、愛犬家としての視点から「困ったこと」を語ってくれた。

「(道を歩いていると)いまだにワンちゃんの排泄物が落ちていたりして。(飼い主が)持って帰ればいいのにな、とは思いますね」

日々、愛犬を散歩させているキムタクだからこそ、持続可能な社会のために、マナーの悪い愛犬家たちにもサラリと苦言を呈せる。そんな姿も、さすがなのだ。

Photo:横江淳 Text:萩原はるな

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