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地域の方々とつながってさまざまな課題を解決に導く! ごま油の「かどや」が、創業の地・小豆島土庄町で国産ごまを栽培【PR】
地域の方々とつながってさまざまな課題を解決に導く! ごま油の「かどや」が、創業の地・小豆島土庄町で国産ごまを栽培【PR】
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地域の方々とつながってさまざまな課題を解決に導く! ごま油の「かどや」が、創業の地・小豆島土庄町で国産ごまを栽培【PR】

ごま油のリーディングカンパニーとして、日本の食を支えてきたかどや製油株式会社。創業は江戸時代の安政5年(1858年)、いまも発祥の地である香川県小豆島において、ごま一筋で味を守り続けています。2024年5月からは、地元・小豆島土庄町と協働で「ごまのみらい小豆島プロジェクト」をスタート!「ごまでつながる持続可能な島」を目指して、新たな挑戦をはじめています。

かどやと小豆島土庄町が「島産ごま」の栽培を開始

ごま本来のおいしさを大切に、豊かな香りと風味が特徴のごま油を提供し続けているかどや。2022年には「ごまで、世界をしあわせに。」をブランドコンセプトに掲げ、ファンコミュニティサイト「ごまラボ」やごまカフェ「goma to」をオープン、ごまを通じて社会を豊かにする活動に挑んでいる。そんなかどやが創業の地・小豆島土庄町とはじめたのが、「ごまのみらい小豆島プロジェクト」。土庄町の商工観光課長を務める蓮池幹生さんによると、地元の大企業であるかどやと連携することは、地域にとってプラスしかないという。

「かどやさんは地域の大企業でありながら、なかなか親しくお付き合いするチャンスがないというジレンマがありました。けれども、大小さまざまなイベントや事業でご一緒する機会が増えて、少しずつ『小豆島でごまをつかった事業ができればいいね』という共通の目標がうまれていったんです。ごまの栽培をはじめることは、高齢化に伴う休耕地増加や過疎など、土庄町がかかえる地域課題の解決にもつながります。また、国内産のごまはとても貴重なもの。なおかつ小豆島産ということになれば、新たな地域ブランドができると思いました」(蓮池さん)

プロジェクトの発足を記念したメディアイベント。ごまの種まきをする様子を公開した

小豆島土庄町は、かどや創業の地。かどやの安田美佐子さんによると、かつて島の人々がごまを栽培して収穫し、持ち寄ってみんなで絞ったことがかどやのルーツだとか。

「原点に戻って、小豆島のコミュニティの中にあるいち企業として、地域の課題解決を目指していきたいと考えています。弊社は、ごまとごま油ひとすじの企業。ですからごまを軸としてコミュニティの活性化を推進し、持続可能な島を実現するためのプロジェクトを進めていきたい。地域のみなさんの仲間として、一緒に島を良くしていきたいと考えています」(安田さん)

日差しを浴びてすくすくと育つ、小豆島土庄町のごま

ごま栽培の指揮をとっているのは、農業を通じて地域の活性化を目指す「小豆島 陽当の里 伊喜未(いぎすえ)」の前田満照さんだ。

「ごまは昔から、小豆島の各家で栽培されていました。水はけがよく、日当たりがよいところが栽培に適しており、おもに白ごまをつくっていたようです。現在育てているのは、より香りと風味が高い金ごまが中心。栽培自体は難しくありませんが、収穫後の選別に苦労しています。ゴミを取り除いて適したごまを選別する作業は、すべて人の手でおこなっているんですよ」(前田さん)

長年土庄町に根づいて生産をおこなってきたかどやは、地域にとってなくてはならない存在。多くの雇用を生み出してきたが、創業の地が土庄町であることを知らない子どもも多かったという。そこで土庄町とかどやでは、ごまやごま油をつかった「ごまんぞく給食」を提供する食育プログラムを実施。こどもたちは工場を訪れ、かどやごまなどについて学んだ。

「子どもたちはみな、『かどやってスゴイ!』とより親しみをもったようです。小豆島には大学がないので、子どもたちの多くは進学のために島を出ていきます。かどやさんの事業の魅力を知ることで、将来、就職と同時に島に戻ってくる動機にもなるのでは、と期待しています。今後は、小学生に収穫を体験してもらい、そのごまを給食に使用する地産地消の食育などもやっていきたいですね」(蓮池さん)

夏になると、ツリガネソウのような可憐な花が咲く。近隣の住民も「ごまって、こんなにかわいい花が咲くんだね」と驚いているという

一連のプロジェクトによって、工場で働くかどやのスタッフたちの意識も変化したとか。かどやの友永友美子さんも、そのうちの一人だ。

「これまでは正直、スタッフがみな『小豆島の将来を背負っているんだ』という感覚をもっていたわけではありませんでした。けれども今回、地域とのつながりができたことで、工場内でも意識がすごく変わってきたんです。私のような土庄町出身ではない社員にとって、島のいろいろなことを知る機会が増えたのもうれしい。『種まきにいったんやな!』などとスタッフ間でも話が弾み、社内の風通しもよくなったかな、と感じています」(友永さん)

「はじめた当初は、果たして工場の方々が草刈りや種まきに来てくれるのか、少し不安がありました。けれどもみなさん笑顔で参加してくれて、行政も地域の皆さんもうれしそう。そうしたつながりができたことが、一番の収穫じゃないかなと思っています」(蓮池さん)

小豆島土庄町の港近くにあるかどやの工場。船上からその姿を見ると、島民たちは「島に帰ってきた!」と実感するそうだ

かどやのスタッフにとって、ごまの成長過程を間近に見られるのも「ごまのみらい小豆島プロジェクト」の大きなメリットだ。

「ごま油をつくっていながら、原料であるごまがどんな風に育って実るのかを知るスタッフはほとんどいませんでした。『ごま』という農作物がより身近になり、ベランダで栽培をしている社員もいるんですよ」(友永さん)

小豆島は発酵の島でもあり、独自の豊かな食文化を育んできた。しょう油やそうめんなどの伝統食のほか、オリーブやオリーブオイル、ハーブなどの名物がある食材の宝庫。ごまというスーパー食材を栽培し、活用するのにうってつけなのだ。

「小豆島そうめんは、日本三大そうめんのひとつ。そうめん専門店も多くあるんですが、そのうちの一店舗で前田さんがつくった地元産のごまを置いたんです。もともと小豆島そうめんの特徴として、製造工程でごま油をつかうんですよ。ですからごまとの相性はバツグンにいい。そうめんに小豆島産のごまをかけて食べると、味わいも香りも格段にアップします。観光客の方々にも必ずオススメしているんですが、そんなふうに、少しずつ小豆島産のごまの素晴らしさを体感してもらいたいですね」(蓮池さん)

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