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漫画家・小林エリカ「アート作品を買うことが社会貢献になるなんて!」
漫画家・小林エリカ「アート作品を買うことが社会貢献になるなんて!」
VOICE

漫画家・小林エリカ「アート作品を買うことが社会貢献になるなんて!」

「買い物は投票だ」という言葉を聞いたことがありますか? 世界では「Money Voting(お金の投票)」を合い言葉に、ひとり一人のお金の力で世界をよりよく変えていこうという動きが広がっています。

日々、何を選んでお金を投じるのか。それは、賛同する社会のあり方にたしかな意思を表明するアクションです。あなたはどんなものに「お金の投票」をしていますか? 今回は、作家・漫画家の小林エリカさんに「Money Voting」について伺いました。

小林エリカのMoney Voting
「アートを通したチャリティに参加する」

コロナ禍のさなか、世界中でアートフェアや展覧会の中止や延期が相次ぎました。そんなとき目にしたのが写真家のヴォルフガング・ティルマンスが発起人となり、多くのアーティストが参加したポスター支援プロジェクト。コロナの影響を受けた世界の文化的・音楽的施設などを支援するもので、各施設が参加アーティストのポスターを販売、その収益を寄付という形で受け取るというものでした。

以前からティルマンスの作品が欲しいなと思っていたし、それが大好きなお店への寄付にもなるというので、すかさず購入。愛する作品が手に入って、さらに誰かを応援できるなんてと、アートを通したチャリティの素晴らしさを実感したのでした。

その後、日本でも同様のプロジェクトがはじまり、今度はアーティストとして参加する機会をいただきました。作品を通して生まれた寄付額は、とうてい個人として捻出できるような金額ではなく、自分の創作活動で社会に参加できることをうれしく思いましたし、私自身、こうしたプロジェクトを通して、素晴らしいアーティストの存在を知ることができたのも収穫でした。芸術や「好き」という気持ちとその力を、これからも信じていきたいです。

PROFILE

小林エリカ こばやし・えりか
作家・漫画家。目には見えないもの、歴史、家族の記憶などから着想を得て、詳細なリサーチに基づく史実とフィクションからなる小説や漫画、インスタレーションなど、幅広い表現活動を行う。著書に『トリニティ、トリニティ、トリニティ』(集英社)など多数。

●情報は、FRaU SDGs MOOK Money発売時点のものです(2020年11月)。
Photo:Norio Kidera Text & Edit:Yuriko Kobayashi
Composition:林愛子

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