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森崎ウィン「カカオが南国のフルーツなんて知らなかった! 至福の時間をくれるチョコレートで、サステナブルな行動を」
森崎ウィン「カカオが南国のフルーツなんて知らなかった! 至福の時間をくれるチョコレートで、サステナブルな行動を」
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森崎ウィン「カカオが南国のフルーツなんて知らなかった! 至福の時間をくれるチョコレートで、サステナブルな行動を」

NHK大河ドラマ「どうする家康」の徳川秀忠役や、ドラマ「燕は戻ってこない」での好演が話題の森崎ウィンさん。俳優、アーティスト、そして母国ミャンマーの観光大使として、多方面で活躍しています。2024年7月末には、東急プラザ原宿「ハラカド」に期間限定でオープンした「チョコレートのないカカオのお店」の記念イベントに登場。イベント終了後に、明治のサステナブルな取り組み「ひらけ、カカオ。」やSDGsについて、話を伺いました

「SDGsは『個の行動』だ、って気づきました」 

カカオにかかわるすべての人を笑顔にするため、さまざまな活動を続けてきた明治。2022年から「ひらけ、カカオ。」をテーマに、カカオを通じたサステナブルな取り組みを推進している。森崎ウィンさんが登場したのは、明治が研究や製品開発に取り組んできた長年の成果が詰まった、期間限定のショップ「チョコレートのないカカオのお店」だ。

「そもそも僕、カカオがフルーツであることも知らなかったんですよ。『カカオイコール、チョコじゃないの!?』と、衝撃を受けました。こんなにレインボーカラーの美しいカカオの実が、木の幹になってることにもびっくり。このイベントをきっかけに、いろいろ学びました」(森崎さん、以下同)

もともとチョコレートは大好きという森崎さん。撮影の合間やワインのお供に、自分のご褒美として愉しんできたとか。

「ただ、身体を絞る必要があるなど節制をしなきゃいけないときに、ちょこっと避けがちだったんですよ。至福のひとときをくれる、禁断の食べものっていう感覚だったんです。でもフルーツからできていると知ったことで、『バナナやパインと同じ、南国のフルーツなんじゃん! 身体にいいことがいっぱいあるんだ』と、すっかりイメージが変わりました。これからは、罪悪感を抱かずに食べられます(笑)」

「チョコレートのないカカオのお店」では、カカオの実の果実を絞ったカカオフラボノールドリンクを販売。カカオ=チョコレートという概念が変わるこのドリンクは、公式サイト「カカオスタイル」のほか、Amazonでも購入できる

今回、明治の取り組み「ひらけ、カカオ。」もはじめて知ったと森崎さん。

「これまで捨てられていた殻の部分を活用しながら、『カカオの可能性をもっと広げて価値を高め、現地の人々に還元しよう』という、素晴らしい取り組みなんですよ。最近はSDGsを意識する流れで、大企業さんたちがそれぞれ目標を掲げて、達成するためにがんばっていることを、ニュースを介して知ることが増えたじゃないですか。僕個人ではあまり大きな行動はできないけれど、大企業の方々がやってくれると、より身近に感じられるんですよね」

もともとSDGsには、お堅いイメージがあったそう。

「『国がやるものなんでしょう』という感覚だったんですが、今回のイベントに参加して、『個の行動』だと気づきました。そういえば最近では、買いものをするときに、リサイクル素材やフェアトレードのものをつかっているかどうかなど、より深く意識するようになってきたなあと思って。自分も実は、変化してアンテナを張っているのかも!と、ちょっとうれしくなりました」

イベントでは、カカオフラボノールドリンクを試飲。「すごくさわやかですね! フルーティーな味わいで、南国出身の僕にピッタリ!」

消費するだけでなく、生産地の方々に還元していく取り組みは、「本当に本当に素敵なこと」と森崎さん。

「カカオやコーヒー、バナナなどの農作物が、輸入された先で莫大な価格がつけられているにもかかわらず、生産地ではわずかな賃金で生産しているという構図ができあがっていて、なかなか変わらない。さらにつくっている方々自身は、自分がつくったものが高額で取引されていること自体を知らない、と聞いたことがあり、すごく悲しかったんです。『先進国のエゴじゃないか!』って……。でも、そこを正そうという取り組みをしている明治さんとお仕事ができるのは、本当に誇りに思うし、ありがたいですね」

イベントには森崎さんとともに、スキージャンプ世界チャンピオンの小林陵侑選手(写真右)や女優の大原櫻子さん(同中央)も登場。揃ってカカオ豆の殻「カカオハスク」の繊維をつかった生地でできた、ヴィンテージテイストのデニムを着て登壇した

森崎さん自身も、サステナブルな行動について意識が高まってきたと感じているそうだ。

「もともと無洗米を食べていたのですが、とぎ汁が出ないうえに製造工程で二酸化炭素の排出量がおさえられると聞いて、『食べ続けよう!』と思いました。最近、自転車で移動するように心がけているんですが、これだってサステナブルな行動ですよね。それと僕、ビニール袋をもらうことが減りました! エコバッグを持ち歩くようになったり、プラスチック製品をなるべく削減しようと考えたりすることが、とても増えましたね」

SDGsの17の目標で一番気になっているのは、5.の「ジェンダー平等を実践しよう」。

「ジェンダーに関する問題は、すごく気になります。ジェンダー平等についてもっと知りたい、という思いがありますね。僕自身も今後、ジェンダーに悩む役を演じる機会もあるでしょう。そんなときに自分がどうアプローチするのか、すごく興味があります。自分の概念を変える必要があるだろうし、ジェンダーに対してもっと敏感になりつつ、どう向き合っていけばいいのか考えないといけない。そうして俳優としても人としても、さらに成長できたらいいですよね」

森崎ウィン■1990年、ミャンマー生まれ。中学2年生のときにスカウトされて芸能活動を開始する。以来、テレビドラマや映画、ミュージカル、アーティストとして精力的に活動。2018年にはスティーヴン・スピルバーグ監督の映画『レディ・プレイヤー1』で主要キャストに抜擢され、ハリウッドデビューを果たす。’ 1stアルバム「Flight」は 5つの音楽配信サービスで1位を獲得した。2024年8月より 「MORISAKI WIN LIVE TOUR ~MODULATION~」を開催。

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