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紙ストロー、リサイクル、ジェンダー平等etc,良くなるための変化は、大歓迎!/CulTV
紙ストロー、リサイクル、ジェンダー平等etc,良くなるための変化は、大歓迎!/CulTV
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紙ストロー、リサイクル、ジェンダー平等etc,良くなるための変化は、大歓迎!/CulTV

気になるあの人にサステナビリティについてインタビュー。Vol.7は人気YouTubeチャンネル「CulTV(カルティービー)」のメンバーであるせりしゅん、かいが(馬場海河)、よきさん、いけつば(池田翼)、ゆな、もかが登場。Z世代である6人の目にSDGsやサステナビリティはどう映っているのか、うかがいました。

撮影/小暮善文 インタビュー・文/水谷美紀

「SDGs」まだまだZ世代には浸透していない

もか SDGsは高校の授業でも習ったけど、堅苦しいイメージがあるかな。自分に関係あることだとはわかっているものの、ちょっと難しい印象。

ゆな わたしはぜんぜん知らなかった。SDGsとかサステナブルっていきなり言われても、その言葉だけでは意味までわからないし。

よきさん 僕も少し前までSDGsという言葉だけしか知らなかった。正直なにかのグループ名かと思ってたくらい。テレビを観ないこともあって関心が薄いことには疎くて。もちろんジェンダーや環境などが問題になっていることは知ってた。でも、それらを総称してSDGsと呼ぶという風には理解できていなかった。

かいが 以前、僕とよきさんとせりしゅんの3人でSDGsについて学ぶという企画をやったことがあって。先生を呼んでいろいろ教わったら、え、これもSDGsに含まれるの? これも? って感じで、日常的にやっていることの多くが実はSDGsに含まれていることをそのときに初めて知った。でもこの仕事をしていなかったら、今もまったく知らないでいるかもしれない。

ジェンダーに関しては「平等で当然」という感覚

いけつば 実際のところ10代、20代のほ多くはまだSDGsをよくわかっていないんじゃないかな。俺は大学でジェンダー論を学んだけど、あくまで選択科目で、必修じゃなかったし。

かいが ただ、ジェンダー平等を感覚的に理解できてる人は僕たちの世代には多いと思う。僕も周囲にいるトランスジェンダーの友達と、ごく当たり前に仲良くしていて、この人はトランスジェンダーだからという風に特に考えたりしないし。

よきさん LGBTQに関しては僕もネガティブな形で意識したことはないな。正直、気になりもしないというか。平等で当たり前じゃない? という感じ。

もか わたしは生徒会長をやっていたけど、女性が生徒会長になること自体、わたしたちの世代では別に珍しいことではなくて。女性だから軽く見られるとか、女性だからできないと感じることもなかったし。それなのに会社に入った途端、女性だから差別されたり不利になることがあったりするなんて、それは絶対にやめてほしい。

いけつば 俺は性別を理由に優遇や差別をされるのではなく、能力で判断されるべきと考えてる。できる人が選ばれてほしいし、頑張った人は報われてほしい。向き不向きって絶対にあるので、性別に関係なく、誰もが自分に向いたことや、能力を発揮できる分野で活躍できる世の中になればいいと思ってる。

プラスチック削減やリサイクルは身近なSDGs

せりしゅん サステナブルな取り組みのなかでは、特にプラスチックをなくすというのがいいなと思ってる。プラスチックのストローを紙のストローに変えたりとか、今いろいろ出てきているよね。ぜんぜん抵抗ないのでどんどん変えていってほしい。あと、僕は服のリサイクルをよくやってる。着なくなった服はすぐ回収ボックスに出したりしてどんどん循環させている。

かいが 僕は着なくなった洋服は、まとめて実家に送ってる。家族が着てくれるんで無駄にならないし。楽しみにされていて、早く送ってよ、まだ? なんて言われたり。

よきさん 家庭内SDGsだ。いいね。

ゆな わたしも着なくなった洋服や使わないメイク品はお母さんに使ってもらってる。今は10代の服でも親世代が着られるデザインも多いから、可愛いって喜んでくれてるし。

もか そういえば、こないだ買ったデニムが、たまたまペットボトルをリサイクルした素材でできたものだったけど、穿いた感じもいつも穿いてるデニムと変わらなかった。

よきさん 買う側からすると、どっちでもいいんだよね。デザインや着心地が悪くなければ、リサイクル素材でぜんぜん構わない。

かいが 僕たちの世代のなかでは、スタバの影響が本当に大きいと思う。スタバもストローを紙製に変えたし、ドリンクもマイボトルに入れてくれるようになったじゃない? あれもみんながスタバを利用してるから、すぐニュースになって広まる。大きな企業でも僕たちが知らなかったり、何かを始めても実際に体験できないものだったりすると、いくら良いことでもなかなかSNSで話題にならない。それだと僕たち世代にはまったく届かないよね。

いけつば 俺たちの世代って興味のない情報はほとんど入ってこないしね。

環境に良いことなら、多少の不便は気にならない

いけつば SDGsの中で近年急激に進んだと感じるのは、やはりジェンダー平等かな。海外で同性同士の結婚ができるようになったり、日本でも自治体によっては条例で同性同士がパートナーとして認められるようになったり。こういった取り組みってずっとおこなわれていたのかもしれないけれど、俺たちが小学生の頃はここまで表立ってニュースになったりはしなかった。ここ数年で社会全体がジェンダー平等をちゃんと認めようぜ、という風になってきている。

もか 同性同士の恋愛がたくさんドラマになってるのも変化の表れだと思う。昔は変わったもの、特殊なテーマという扱いだったけど、今はそうじゃない。良いドラマだとTik Tokでもすごい回ってるし。

せりしゅん メイク品もジェンダーフリーになってきているよね。ちなみに今日持ってるリップは女性もので色付きだよ。僕のように男性がメイク品を使うことも当たり前になりつつあるし。

よきさん 多少不便になってもいいから、環境に良い取り組みだったら国でも企業でも、思い切ってやってほしい。例えば“ストローにプラスチックを使わない”と決めたら、一気に切り替わっても僕は構わない。使いづらいとか言ってるのも最初だけで、結構すぐ馴れちゃうから。

ゆな ほんとそれは言える。最初はイヤとか文句言っていても、必要だと思ったら割と順応しちゃうとこあるよね。レジ袋が有料になったときも、あんなに騒いでたのに、今は気にならない。みんなエコバッグを持つようになったし。

いけつば SDGsはあまりにも多岐にわたっているので、簡単にわかったと言えるようなものじゃないけど、もし伝えたいこと、これは勧めたいと思うものがあったら、そのときはいつもの自分の言葉ややり方でファンの人に伝えたい。それが結局、一番ちゃんと届くし。

よきさん 自然環境がこれ以上悪くなると人が生きていけなくなるので、良くするための変化にはどんどん柔軟に対応していきたいし、その変化すら楽しみたいよね。

投票

環境・教育・平等

CulTVの6人が選んだのは「環境」

「養蜂を学ぶことで副収入が得られる。ミツバチの受粉によって本業のカシューナッツの生産量がアップする。収入が安定すれば、コートジボワールの女性たちも社会進出できるようになる。ひとつのプロジェクトにいくつも良いことが含まれているので、これを選びました」

せりしゅん(右上)
美容系やファッションセンスに定評のある美青年! 2019年声優デビュー。最近は俳優としてTVの連続ドラマや映画への出演を果たし、声優としても活動するなど、活躍の幅を広げている。
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かいが(馬場海河) (左上2番目)
CulTVのレギュラーメンバーとして活躍するインフルエンサー! 舞台やラジオでの出演も増え、活躍の場をどんどん広げている。最強のYouTuberを目指すチャレンジ企画を実施中!
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よきさん (左上)
音楽も編集もできちゃうおっとりマイペースな元マネージャー。
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いけつば(池田翼) (右上2番目)
話題の恋愛リアリティショーで若者から注目を集める好青年クリエイター。歌唱力にも定評があり、歌ってみた動画は高視聴回数を獲得!
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ゆな (右下)
現役の高校3年生。モデル、女優、インフルエンサーの三刀流で大活躍中。個人のYouTubeチャンネルを開設して2週間で約20万人のチャンネル登録を突破し、話題を集める。10代の同年代を中心に支持を集め、現在のSNS総フォロワーは300万人を突破。
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もか (左下)
いつでも泣けるを武器にオーディションを勝ち上がったシンデレラガール。デビューからわずか半年でTikTokフォロワー数10万人を達成! ファンからのエンゲージメントが非常に高い女子高生インフルエンサー。
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