11月25日(木)〜27(土)メルカリ、グリーンフライデーに合わせて初の実店舗「サステなストア」を期間限定で表参道にオープン
大量生産、大量廃棄による環境負荷が世界的な問題となっているファッション業界では、リユースの観点から、フリマアプリやリサイクルショップに注目が集まっています。
フリマアプリを提供するメルカリは、ヨーロッパで広がる「グリーンフライデー」にあわせ、2021年11月25日~11月27日の期間限定で、初の顧客参加型ファッション実店舗「サステなストア」を表参道にオープン。ユーザーに、実店舗でのユーズドアイテムの購入を通して、商品の売買が日常に根付いたサステナブルなアクションだと体感してもらうことが狙いです。
グリーンフライデーとは、毎年11月第4金曜日に行われる大規模セール「ブラックフライデー」へのアンチテーゼとして、持続可能な消費を提案する取り組み。メルカリは2020年11月にも、グリーンフライデープロジェクトとして、ユーズドアイテムを使った“新作ゼロの「サステナブルファッションショー」”をオンライン開催しました。
サステなストアに並ぶのは、一般ユーザーが「メルカリ」上でハッシュタグ「#サステなストア」をつけて出品したアイテムから、プロジェクトアンバサダーがセレクト・買い取りを行った選りすぐりのファッションアイテム。アンバサダーの家に眠る私物などの販売も行われる予定。売上金は、全額「メルカリ寄付」に登録されている自治体や慈善団体に寄付されます。
リユースとは、自分の愛したアイテムに、自分以外のだれかから愛される未来を与えること。それは、思いやりをともなった離別の形といえるのかもしれません。
構成・文/有馬ゆえ
メルカリ グリーンフライデープロジェクト2021