ゴーストネットでつくった「ブレスネット」って何だ?
海を守る、持続可能な社会への方法は、さまざまにあっていい——。各国のユニークな取り組みからは、文化の違いも見えてきます。今回は、ドイツのアクセサリーブランドをご紹介します。
海を漂うゴーストネットを回収
カラフルなアクセサリーに
漁の間に紛失されたり、捨てられたりして、まるで幽霊のように海に漂う使用済みの漁網「ゴーストネット」。これにウミガメや魚などの生物が絡まって死んでしまう。海洋ごみの大きな問題のひとつだ。
ドイツの「BRACENET」は彼ららしいアプローチで、この問題の危険性を世界に広めている。パートナー3社と共同で、漂うネットを海から回収してはキレイに洗浄。
ひとつひとつハンドメイドでブレスレットならぬ「ブレスネット」をつくる。色もデザインもそれぞれ違う、海で濡れても無敵のアクセサリーを身に着けて、ゴーストネットの軽減に貢献しよう!
bracenet.net/en
●情報は、FRaU SDGs MOOK OCEAN発売時点のものです(2019年10月)。
Coordination:Yumiko Nakanishi Text & Edit:Asuka Ochi
Composition:林愛子