オフィスでの一杯がベトナムの農家を助ける! ユニマットの、おいしくてサステナブルなコーヒー
「いいことをして世界と社会をよくしていこう」を合い言葉に、持続可能な社会の実現を目指している「Do well by doing good.」活動。ユニマットライフのオフィスコーヒーを通じて、この活動に参加できるサービスが広がりをみせています。オフィスコーヒーを通じた応援によって、ベトナムのコーヒー農家がサステナブルなコーヒー栽培にチャレンジ中。このプロジェクトにより2023年に清潔な水洗トイレが設置され、2024年にはスプリンクラーと貯水池が寄贈されました。
最新のコーヒーマシンで淹れる一杯
「たとえ不完全な取り組みだとしても、自分たちでできることから、少しでも世界と社会をよくしていこう」という想いから始まった「Do well by doing good.」活動。コーヒーやカカオ産地などの生産者とともに、持続可能な生産を目指した取り組みを推進しています。ユニマットライフの協働プロジェクト「オフィスコーヒー Do well by doing good.」は、オフィスコーヒーを通じて活動に参加できるプロジェクト。サステナブルなコーヒーをオフィスで味わいながら、現地を支援するプロジェクトに参画できるサービスです。社員の方々が飲んだり、お客さまに出したりする一杯一杯のコーヒーが、サステナビリティへの取り組みにつながります。

サステナブル デロンギプラン」お申し込みで、デロンギの最新コーヒーマシンを無償で貸し出し。プランでは、プロジェクト実行先の農家が生産したおいしいコーヒー豆が毎月オフィスに届く
8基のスプリンクラーと7つの貯水池
「オフィスコーヒー Do well by doing good.」の対象となるのは、世界有数の生産国であるベトナムのコーヒー農場。プロジェクト初年度の2023年は、地域のコミュニティハウスに水洗トイレを設置しました。この取り組みをきっかけに、環境負荷を抑え、農家の方々の衛生環境の向上が進み、合計220の農家でインフラ・衛生面の改善につながりました。
2年目の今回は、8基のスプリンクラーシステムと7つの貯水池を設置。32ヘクタールにおよぶコーヒー農地で活用され農家が恩恵を受けています。
「以前、妻と私はかなりの時間を費やしてコーヒーの木に水をやり、とても大変でした。今回の支援を受けて貯水池ができたので、水を汲み上げて貯水し、コーヒーの木の灌漑に利用しています。以来、コーヒーの木は十分な水を得て、健康に着々と成長しています。私の家族のためにプロジェクトを支援してくださった皆さまに、心から感謝しています」(支援を受けたコーヒー農家)

水を最適に分配することで、コーヒーの木の成長を促進し、水のムダを減らすスプリンクラーシステム。時間と労力の節約になり、生産性が向上する

適切な場所を選び、水の貯蔵要件および環境規制を満たす貯水池が設計された
水不足問題の解消はコーヒーの安定生産を実現し、農家の収入や生活の質の向上をサポート。さらに、灌漑(かんがい)を適切に使用するための営農指導も実施しました。ベトナムでは家族経営の小規模農園が多く、最新の知識を得る機会が限られています。そこで、土壌の蒸散プロセスや土壌水分と作物の品質の関係性からレクチャー。コーヒーの木の開花の観察と、灌漑タイミングの判断についても伝えられました。さらには適切な灌漑水量や、過剰灌漑が作物や環境に与える影響なども指導。効率よく、高品質のコーヒーを育てるための知識を身につけていただきました。

寄贈後も持続可能なコーヒー栽培がおこなえることを重視
近年ベトナムでは、降雨不足によるコーヒーの生育不良や生産量の減少が課題になっています。そこでプロジェクト3年目を迎える2026年は、ベトナムのコーヒー農家に向けて、スプリンクラー14基と12の貯水池を新たに設置していく予定です。
農家が育てたおいしくサステナブルなコーヒー豆は、毎月「オフィスコーヒー Do well by doing good.」を利用するオフィスに届けられます。これを飲むことで環境や社会の問題解決に貢献でき、現地の取り組み状況をWEBで確認することもできます。
毎日のコーヒーブレイクが、ベトナムのコーヒー農家の笑顔につながるこのプロジェクト。あなたも参加しませんか?
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