UCCのサステナブルなコーヒーがつなげる、幸せのループ【PR】
「コーヒーを飲まないと、一日がはじまらない!」という人は多いはず。私たちの生活に欠かせない存在であるにもかかわらず、その原料が、「どこでどんな人に、どうつくられているのか」を意識する機会はほとんどありません。UCCホールディングスは日本のコーヒー業界を牽引するリーディングカンパニーとして、早くからサステナブルな活動を推進してきました。さらに「2030年までに自社ブランドを100%サステナブルなコーヒー調達に」という目標に向けて動きはじめています。
30年後、おいしいコーヒーは「希少品」になる!?
あたりまえのように、私たちの毎日を彩ってくれるコーヒー。けれども現在、コーヒー産業はさまざまな課題を抱えているという。気候変動によって気象パターンが変化し、2050年にはコーヒー農園の約半分で収穫が望めなくなるという試算もあるほどだ。害虫や病気による収穫量の低下も深刻で、実際、中米ではコーヒーの葉さび病がまん延している。30年後にはコーヒー豆が世界的に不足し、希少品になってしまう恐れがあるのだ。
「世界のコーヒーの80%は小規模農家によって生産されており、70ヵ国以上の1億2500万人がコーヒーで生計を立てています。その多くが気候変動や価格変動の影響を受け、金銭的な問題や生産スキルの限界に悩んでいるのです」(UCCホールディングス執行役員サステナビリティ担当兼UCC上島珈琲株式会社取締役副社長・里見陵氏、以下同)
このままでは、おいしいコーヒーが飲めなくなるかもしれない。UCCはそんな事態を改善しようと、2022年4月に「コーヒーの力で、世界にポジティブな変化を」というサステナビリティ・ビジョンとともに、サステナビリティ・フレームワークを定めた。「自然を豊かにする手助けを」「人々を豊かにする手助けを」という2本柱のもと、2030年までに自社ブランドをすべてサステナブルなコーヒー調達に変えていくという。
「私たちが考えるサステナブル要素は3つ。ひとつめは、持続可能な地球を目指すため、生物多様性と生態系の保全、農薬など化学物資の適切な管理と使用、水資源の保全を行うこと。2つめはコーヒー生産にかかわる方々のよりよい暮らしのために、児童労働や強制労働の禁止、適切な労働条件を遵守し、人権を尊重すること。そして3つめは、農家の生計改善をサポートして、安定的なサプライチェーンを維持するための支援を行っていくことです」
これら3つの要素を満たした原料の確保を「サステナブルなコーヒー調達」と定義し、コーヒー豆と植物の葉が形づくるハートマークのロゴをつけている。レインフォレスト・アライアンスやフェアトレード・ラベルなどの世界的な認証団体と協働し、取り組みを着実に進めているところだ。
生産側だけでなく、消費者の意識を変えることも大切。世界的に見ても、日本の消費者の環境意識はいまだに高くないという。
「自らの行動が気候変動などに与える影響を気にしている方は、まだまだ少ないのが現状です。サステナブルなアクションについて、『お金と手間がかかるよね』『何ができるかわからない』などと考えている人が多いようです。私たちは世界で5位、日本でトップのシェアを誇るコーヒーメーカーとして、日本の消費者の認識アップデートに取り組む責任があると考えています」
毎日のコーヒーを切り替えるだけでできる社会貢献
2022年秋、「サステナブルなコーヒー調達」に対応したコーヒーが、5つのカテゴリー、17品目で登場した。「GOLD SPECIAL PREMIUM」シリーズは、コーヒーの新たな楽しみ方を提案するプレミアムなコーヒー。厳選したアラビカ豆を使用し、これまでのように酸味、コク、苦みといった味わい別ではなく、「フローラル ダンス」「フルーティ ウェーブ」「ナッツ ビート」「チョコレート ムード」の4種類の風味から好みの味をセレクトできるようになった。それぞれ、粉タイプとワンドリップタイプの商品が用意されている(豆タイプはフルーティとナッツのみ)。
専用のマシンで楽しめるカプセル「ドリップポッド」の「ホンジュラス&コロンビア12P」や、「鑑定士の誇り」シリーズ(3種類)でもサステナブルな原料を使用。さらに手軽に本格的な味わいが堪能できる「珈琲探求 ワンドリップコーヒー バラエティパック12P」にも、サステナブルなコーヒーが登場している。「ブラジル ベレーダ農園 ブレンド」がそれで、ローストナッツのような風味と、バランスのよいコクが特徴だ。
10月31日には、「特別な豆の、特別なブラック」をコンセプトにした缶コーヒーも新登場。ルワンダ フイエマウンテンとコロンビアのサステナブルなコーヒー豆を使用した、軽やかな酸味とフルーティな飲み口が手軽に楽しめる。
これらの新製品にはサステナブルな原料を、まずは50%以上使用。今後はその割合を大きくしていきつつ、サステナブル・マークがついた商品自体も増やす計画だ。こうしたコーヒーを日々の生活に採り入れることで、コーヒー豆の産地に還元・貢献できるだけでなく、プレミアムなおいしさと充実した時間も手に入るのだ。
いつもの一杯を、サステナブルなプレミアムコーヒーに。地球の未来に、社会に貢献できるアクションを、まずはここからはじめてみよう。