Pontaと一緒に、未来を変えてゆこう!
Green Ponta Action【前編】
世界と社会をよくする取り組みを始めた企業を紹介する『Doing Good Company』。第1回は毎日の暮らしの中で、「今⽇することで、未来を変えてゆく」をコンセプトに環境や社会にやさしい活動を応援するアプリ『Green Ponta Action』をリリースした株式会社ロイヤリティ マーケティングを訪問。前編は創業期からのメンバーで、Green Ponta Actionのプロジェクトを立ち上げたブランディング・コミュニケーション部 部長 兼 SDGs推進プロジェクトリーダーの張さんにお話をうかがいます。
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撮影/前田一樹 取材・文/水谷美紀
※Top Photo:ポンタと一緒に「宣言する」「知る」「あるく」「買う」を行うことでスコアが増え、その行動がSDGsへの貢献につながっていくスマートフォンアプリ『Green Ponta Action』の生みの親であるブランディング・コミュニケーション部 部長 兼 SDGs推進プロジェクトリーダーの張素芸さん(右)と事業開発本部 新規事業開発部 マネージャの佐藤智仁さん(左)
共通ポイントの会社にできる、SDGsとは?
―まずGreen Ponta誕生の経緯からお聞かせください。
張:当社の企業理念は「無駄のない消費社会構築に貢献する」です。当社が運営する共通ポイント『Ponta』は1億人以上の会員にご利用いただいており、全国約25万店舗でPontaポイントをためて、つかえるサービスです。この基盤を活用して、Ponta提携社のみならず、SDGsに取り組むさまざまな企業ともPonta会員をつなぎ、SDGsの活動の輪を社会へと広げる取り組みを行おうと2019年12月にGreen Ponta Projectを立ち上げました。このプロジェクトの一環で、実際に消費者の方がSDGsのアクションを行うきっかけをつくるアプリとしてリリースしたのが「Green Ponta Action」です。
Pontaが考えるSDGs
―プロジェクトを立ち上げるにあたって苦労したことは?
張:Green Ponta Projectの構想を練っていた2018年の時点では、消費者の中でもまだSDGsの認知度が10%弱ほどしかなく、SDGsという言葉自体も浸透していませんでした。そこで、Pontaカード会員のみなさまに一言で伝わる別のネーミングはないかと考え、Green Pontaという名前をつけました。Green Pontaというだけで、環境に優しいことをPontaが始めたのかな?と連想していただき、身近に感じていただけるのではと思って。そもそもGreen PontaはPontaが考えるSDGsの活動という設定なので、ぴったりだと考えました。
―ロゴデザインも爽やかで、Pontaカードとは別の魅力があります。
張:SDGsの17のカラーホイールを基調にしたロゴと、消費者によく知られ身近に感じていただいているPontaロゴをコラボさせ、SDGs活動をより身近に感じていただける新しいロゴを開発しました。Green Pontaのバッジも制作しましたが、これも若い人や女性など誰もが意識してつけたくなる、親しみを感じられるものになるようにとの想いでデザインしました。
Green Ponta Actionは、未来を一緒に変えていくアプリ
―プロジェクトチームの目標を聞かせてください。
張:Green Pontaを掲げたということは、Pontaブランドとして社会的責任を負う宣言をしたようなものです。Green Ponta Actionは楽しいアプリですが、ただ楽しむだけでなく、社会的な責任もきちんと担って未来を一緒に作っていける、変えていけるブランドにすることが、約1億人いらっしゃるPontaカードのユーザーに対する使命であり目標です。そのためにもGreen Ponta Actionの認知をもっと高めたいですし、ユーザーのみなさまがGreen Ponta Actionを使うことで、身近でサステナブルなアクションにつながって、日本の未来や地球のために少しでも役に立てる活動になればいいなと思っています。
Green Ponta Actionの掲げる目標や想いに対し、多くの企業にご賛同いただき、Ponta提携社以外にも協力の輪が広がっています。これからも、より良い未来へつなげる活動に賛同いただけるさまざまな企業やお店と一緒に取り組んでいきたいと思っています。ご興味のあるかたは是非ご参加ください!
【後編】は事業開発本部 新規事業開発部 マネージャである佐藤智仁さんのインタビューです。