コートジボワールの女性を支援する「カシューナッツプロジェクト」!
高い栄養価を誇ることから近年注目を集めているカシューナッツ。熱帯地方の各地で栽培されていますが、世界一の生産国はアフリカのコートジボワールです。カシューナッツが実る過程では、ミツバチによる受粉のサポートが必須。ところがミツバチの世界的な減少によって、カシューナッツ農家も大きな打撃を受けるといわれています。imperfectでは、この課題を解決するための「カシューナッツプロジェクト」を推進中。その内容をご紹介します。
ミツバチを守ることで「幸せの循環」を生む
2000年代より、大きな問題となっているミツバチの減少。とくに欧米では急激に減っていると報告されています。その原因と考えられているのは、病気や栄養不足のほか、農薬の影響や周辺環境の変化、異常気象など。このままミツバチの数が減り続けると、世界中の農業が苦境に陥ってしまいます。
ミツバチは、蜜を求めて花から花へと飛び回ります。蜜を吸う際、おしべの花粉が大量にミツバチの体毛につき、それがめしべに付着します。このように昆虫が植物の受粉を媒介することを「受粉サポート」といい、ナッツ類の栽培にも必須です。カシューナッツも例外ではなく、このままミツバチが減ってしまうと、カシューナッツの生産量自体も減少し、農家が大きな打撃を受けることになるのです。
そこでimperfectでは商品に使用するカシューナッツを、ミツバチの生育環境を整える取り組みを行っているサプライヤーから調達。売り上げの一部をカシューナッツ農家に直接還元し、ミツバチの巣箱の提供や、正しい養蜂の仕方やミツバチとの共存方法の教育・啓蒙活動にあてています。
カシューナッツの生産国であるコートジボワールでは、貧困が大きな問題になっています。imperfectは、カシューナッツの生産を安定させ、農家の方々が安心して暮らせるよう、収益の一部をプロジェクトのためにつかっています。
このプロジェクトの特徴は、「養蜂」自体にも雇用機会ができ、ハチミツによる副収入も発生するところ。経済的自立が難しい現地の女性に働く場を提供することは、充実した暮らしをサポートすることにもつながります。
あなたの「おいしい」がだれかの「うれしい」に。imperfectでは、人や地球にやさしい原料をつかうだけでなく、おいしさの裏側にいる生産者に感謝や想いを伝えていきます。こうした取り組みが、「世界と社会をよくしていく」きっかけになることを願って……。
『Do well by doing good.jp』では本プロジェクトへの、Twitterによる応援投票を受け付けています。プロジェクトの詳細はこちらから。応援投票はこちらから(Twitterの画面が立ち上がります)