Do well by doing good. いいことをして世界と社会をよくしていこう

プロジェクトテーマ③ 平等  女性たちが平等に活躍できる社会を!

PROJECT

女性たちの収入や就労機会を増やすために、
コーヒー農園の経営に必要な知識や技術の学びを支援。

世界と社会をよくすることを目指して実施するプロジェクトを皆さまと一緒に決めよう、という取り組み「Do well by doing good. プロジェクト投票」のシーズン4が、2022年4月1日から始まりました。投票期間は、2023年の3月31日までの1年間。1人でも多くの皆さまにこの取り組みを知っていただき、投票に参加いただける人が1人でも多くなるよう、3つあるプロジェクト候補をひとつずつご紹介。本記事では、「平等」をテーマにしたプロジェクト候補について詳しくお伝えします。(Do well by doing good.プロジェクト投票シーズン4の概要はコチラ

サードウェーブの影に、不平等な労働環境

もはやカフェがない街を探す方が難しい、といっても過言ではないほど、日本にも根付いたコーヒー文化。実はこれまでに、三度のブームが到来して、今日に至っています。流通の発達により安価なコーヒーが大量に消費されたファーストウェーブ。シアトル系のおしゃれなカフェスタイルとともに拡がったセカンドウェーブ。そしていま時代は、産地や品種にこだわるサードウェーブを迎えています。例えば、エチオピア産のイルガチェフはジャスミンの様な華やかな香りを楽しむ、タンザニア産ウモジャウルルだったら柑橘の様な爽やかで穏やかな果実味が心地良い、ブラジル産のイパネマの場合はチョコレートのような深い甘味とオレンジのような柔らかな果実味が特徴的、といった具合に。まるで、ワインのようにコーヒーを楽しむ。そんな産地に注目が集まっている今だからこそ、そこで働く女性たちのことも知ってもらいたい、その労働環境が変わるきっかけを支えたい。そんな想いから、プロジェクトのテーマの一つとして「平等」を掲げました。

女性という理由で摘まれてしまう可能性の芽

コーヒーの生産大国の一つとして知られるブラジル。その生産現場では、たくさんの女性が働いています。しかし、女性たちの多くは十分な教育を受ける機会が限られていて、そのために携わることのできる仕事が制限されてしまい、単純な作業を担当することが多くなりがちです。その結果、就労時間は男性に比べて1週間あたり7.5時間も長いにもかかわらず、収入は30%も低いという現状が生まれています。女性だからといって、けっして能力が低いわけでも、怠惰なわけでもない。今はただ、学びの機会が足りていないだけ。そんな状況が改善するひとつのきっかけになってほしいという想いから、女性が中心に経営しているコーヒー農園をサポートする取り組み「カフェ・デラス」と共同で、女性のためにコーヒー農園の経営に必要な知識や技術を学ぶ教育面でサポートする、というのが「平等」をテーマにしたプロジェクト候補です。

女性のプロフェッショナルが巣立つ、その日を夢みて

カフェ・デラスは、コーヒーに関する専門的な知識や収穫、焙煎の技術を学ぶ座学をはじめ、実際に収穫から乾燥、焙煎までを身につけるOJTトレーニングなど、コーヒー分野でプロフェッショナルを目指すためのさまざまなプログラムの実施を担当しています。さらには、すでにコーヒー農園を成功させている女性経営者との交流を通じて、貴重な体験や想い、心構えまでも育める環境も提供できます。そしていつか、このプロジェクトを通じて育った女性たちがコーヒー分野で次々と活躍し、ここで身につけた知識や技術を他の生産者にも受け継いでいくことで、ブラジルにおけるコーヒーの品質向上と安定的な生産につながっていくことを、心から期待しています。性別や出自にとらわれず、ひとりひとりの個性や才能を大切に、女性たちにも活躍する機会が当たり前にある世の中になるために。

あなたの1票が、ブラジルのコーヒー産地の労働環境をかえるきっかけになるかもしれません。そして、これまでに出会ったことのない、おいしい1杯としてあなたのもとにかえってくるかもしれません。ぜひ一緒に「世界と社会をよくしていく」アクションを。imperfect表参道の店頭投票のほかにも、Twitterで「#DWBDG_平等」をつけて投稿することでも、投票に参加いただけます。

Do well by doing good.
投票シーズン4の
そのほかのテーマもぜひご覧ください!

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