せっかく買った野菜を使いきれない。“ひとり暮らしあるある”に直面しています/大松絵美さん【第3回】
気になるあの人にサステナビリティについてインタビュー。vol.5は153万人ものチャンネル登録者を持つ人気YouTuberの「エミリン」こと大松絵美さんの記事を全4回で掲載します。第3回は忙しい大松さんが抱える食の悩みについて話していただきました。
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撮影/喜多剛士 インタビュー・文/水谷美紀
サステナブルな食事に興味津々です
食のサステナビリティは特に関心が高いことのひとつです。最近も、代替肉といわれる大豆を使った「ソイミート」のカツとハンバーグを初めて食べました。おいしかったし、前もって知らされていなかったら大豆だとわからないくらいよくできていたので驚きました。気に入ったので、これからも時々食べてみようと思っています。
家で食事をするときはデリバリーを頼むことも多いんです。そのお店選びも少しずつサステナビリティを意識するようになりました。同じようなメニューがあるなら、環境に配慮して栽培されたオーガニック食材を使っているお店を選ぶことも増えています。
料理を頑張ろうとして、食材を余らせてしまう!
油断するとついデリバリーやコンビニばかりになってしまうので、ちゃんと自炊しようと料理を頑張るときもあります。張り切って食材を買って、さあ今日からやるぞ、って、その時はものすごく気合が入っています。でも忙しい日が続くと、結局できなくなってしまうんですよね。結果、せっかく買った食材を腐らせて捨ててしまうことが何度もありました。あれって地味にショックというか、フードロスが問題視されている時代に、また無駄にしてしまったとかなり罪悪感を抱きます。
でも最近はひとり暮らしでも使い切れるカット野菜も増えてきたし、コンビニのおかずにも環境や健康に気遣ったお惣菜が増えていて、無理して自炊しようとして余らせるよりずっと良いのではと発想を転換しました。つい料理しなきゃと思いがちですが、忙しいときは割り切ってそういったものを上手に利用するほうが、むしろサステナブルなんだと気付きました。
撮影の時も、なるべく食べ物を粗末にしない
撮影に関わる業界では、食べ物を多めに準備して余ってしまうとか、撮影が終わった食べ物がそのまま捨てられてしまうといったこともあります。やむを得ない場合もありますが、やっぱりそれは良くないですよね。なるべく無駄にしないように心がけて、余ったらみんなで分けて食べたり、持って帰ったりようにするようにしています。インスタなどでも、最初から食べるつもりがなく、写真を撮るためだけに食べ物を買う人もいるようですが、食べられる分だけ買って撮影するように、わたし自身も含め、みんなで気をつけていきたいですね。
大松絵美さんの第4回は仕事場やプライベートで感じた時代の変化についてうかがいます。
大松絵美さんが選んだのは「平等」
今もガーナでは小学校を卒業したら結婚したり働きに出たりする女性がいると知って驚きました。そんな女性たちの活躍を促すためのプロジェクトということで「平等」に投票しました。
お知らせ
ABEMAプレミアム『私が獣になった夜~名前のない関係~』
第5話『アプリで出会った夜、信じられない私』
配信日:12月2日(木)22時
●第5話予告映像はこちら
あらすじ:
対馬奈枝(鈴木美羽)は大手外資系勤務のイケメン、井手祐(東啓介)とマッチングアプリで知り合い付き合うことに。付き合って初めて迎えるクリスマス、奈枝は祐に「イヴはお葬式があって地元に帰るため会えない」と告げられる。素直に信じる奈枝であったが、姉の対馬美紀(大松絵美)に25日は友引だからお葬式はやらないと指摘され・・・
大松絵美(おおまつ・えみ)
1993年生まれ。兵庫県出身。“エミリン”の愛称で親しまれているYouTuber。アミューズオーディションフェス2014でバラエティ・タレント・キャスター部門賞を受賞し、お笑い芸人としてライブなどで活動。2018年よりUUUM所属のYouTuberとして活動を開始、2020年よりフリーとなる。2020年、初の著書『ここは負けても死なないテーマパーク』(宝島社)を上梓。