「生活者だけでなく、世界や社会にもよいもの」をコンセプトに、チョコレートやナッツをつかったスイーツやアイスクリーム、コーヒーなどを提供しているカフェ「imperfect表参道」。店内では、志を同じくする企業や団体とのコラボレーション企画を随時開催することで、企業や団体のサステナビリティに資する活動を応援しています。現在は、新潟に本社を置く株式会社ブルボンのポップアップを実施中（〜2023年８月31日）。「雪国新潟から世界のためにできること」をテーマに、サステナブルなチョコレートの紹介や試食イベントをおこなっています。

サステナブルな天然の冷蔵庫｢雪室｣で熟成

imperfectでは食と農を取り巻く社会課題を解決し、「食のよいサイクル」の実現をめざす活動を進めています。現在表参道のカフェ店内で、ブルボンのポップアップ企画「雪国新潟から世界のためにできること」を開催中。2024年に100周年を迎える同社では、次の100年も“ずっと続く笑顔”を届けることをめざして、持続可能な未来社会の実現にむけた活動に取り組んでいます。

そのひとつが、チョコレートの主原料であるカカオ豆の栽培地域での活動。ブルボンはimperfectと同じように、生産地においてさまざまな取り組みをおこなうことで、持続可能なカカオ生産をめざしています。

imperfect店内にディスプレイされている「雪室熟成カカオのチョコレート」。熟成したカカオ味わいがミルクのコクを引き立てる「雪室ショコラまろみミルク」のほか、研ぎ澄まされたカカオのおいしさが楽しめる「雪室ショコラ熟成カカオ 73」も登場

今回のポップアップでご紹介するのは、「雪室熟成カカオのチョコレート」。雪室（ゆきむろ）とは、雪を利用した天然の冷蔵庫です。雪国各地では、電気冷蔵庫が普及するまで、冬に降り積もった雪を利用して食材を保存してきました。雪低温多湿の雪室内で食材の鮮度を保ちつつ、その品質を変化・向上させることで、その土地の食文化を育んできました。

新潟県魚沼市にあるブルボンの雪室設備では、２～３月頃に１年分の雪を雪室（貯雪庫）に蓄え、その雪の冷気を利用してカカオ豆を熟成させています。雪室の安定した環境はカカオ豆の熟成に適しており、雑味の少ないまろやかなチョコレートができあがるのです。

ポップアップでは、雪室ショコラとimperfect自慢のコーヒーとのペアリングを提案。「雪室ショコラまろみミルク」にはグアテマラ産 アヤルサ Washed コーヒーでヌガーのような風味と濃厚な質感を、「雪室ショコラ熟成カカオ 73」にはインドネシア産 リントンバタク コーヒーを合わせてエクゾチックでフローラルな風味が楽しめます。

志が同じだからこそ実現｡チョコレートとコーヒーのハッピーコラボ

ブルボンでは、カカオの主要産地における児童労働の撲滅・抑止の解決にむけた活動を進めるほか、環境保全に取り組む農家からカカオ豆を調達。原材料の持続可能な調達活動もおこなっています。ぜひチェックしてみてください。

imperfectでも、カカオのふるさとであるコートジボワールやガーナで、カカオの森を育て、生産者たちの持続的な生産と収入をサポート。さらにガーナでは、女性の社会的自立に関するプロジェクトもおこなっています。

雪国・新潟だからこそ生まれたサステナブルなチョコレート「雪室熟成カカオのチョコレート」と、imperfect選りすぐりの香り高いコーヒー。一緒に味わいながら、生産者たちの笑顔に想いを馳せてみませんか？

Well Food Market & Café imperfect 表参道

東京都渋⾕区神宮前四丁⽬12-10表参道ヒルズ同潤館1F


TEL:03-6721-0766

営業時間 11:00～20:00