朝の支度、洗濯、買い物……女優・モデル菊池亜希子さんの一日。生活のなかで、何を選び、どう使うか、ほんの少し意識するだけで身近なところから変えられることが、あるかもしれません。
AM7:00
竹の歯ブラシ、ナチュラル歯磨き粉を使う
プラスチック製が当たり前と思われている歯ブラシ。柄の部分に竹材が、ブラシ部分に生分解性の高いナイロンが使用されているものなら、燃やしても有害となる毒素が放出されない。歯みがき粉も発泡剤やフッ化物、界面活性剤不使用の100%ナチュラルを選びたい。
AM9:00
海に流れても安心な洗剤で洗濯を
洋服をきれいにしてくれるはずの洗剤が、そのまま海に流され分解されることなく環境を汚染しているとしたらあまりにも悲しい。毎日使う洗濯洗剤を選ぶなら、体にも環境にもやさしい、生分解されるものを。
AM12:00
マイボトルにお茶を淹れる、保存もエコで
お気に入りのマイボトルにお茶を淹れて持ち歩こう。繰り返し使うことで愛着もわくしペットボトルゴミを減らすことができる。
食品の保存もミツロウから作った天然ラップなら洗って何度も使え、最後は土に還すことができる。
PM3:00
レジ袋は使わない、エコバッグで買い物に
出かけるときには、かばんにエコバッグをひとつしのばせたい。スーパーやコンビニなどでの買い物の際、プラスチック製のレジ袋をもらわなくて済む。環境に配慮したサステナブルなブランドのものなら、なお気持ちいい。
PM5:00
余剰を出さない、必要なものを必要なだけ
せっかくのナッツやドライフルーツを、食べきれずに捨ててしまうなんてもったいない。
セルフスタイルの量り売りで必要な分だけを購入し、余分なゴミを出さない。環境にも自分にもやさしい買い物の仕方を心がけたい。
PM9:00
一日の終わりは、天然素材に包まれて
糸、生地、縫製に至るまで日本の職人技が生かされた天然素材の寝具は、やさしく体を包み込み、安らかな眠りへと誘う。選び方、使い方で環境問題を意識しているという自覚が、ほんの少し日々を豊かにしてくれるかもしれない。
●情報は、FRaU SDGs MOOK OCEAN発売時点のものです(2019年10月)。
Photo:Takahiro Otsuji(go relax E more) Styling:Setsuko Todoroki Hair & Make-Up:Taeko Kusaba Text & Edit:Shoko Matsumoto
Composition:林愛子