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(第12話)「主食」について考える さつまいもで作る芋団子のレシピ/門倉多仁亜

あまり意識して考えることはないけれど、実はとても大切な主食。日本人にとって主食とされてきているのはお米ですが、伝統的な主食は、地域の気候風土にあった育ちやすい作物、もしくは手に入りやすい食材が選ばれ、さらに保存性があるかどうかも重要なポイントでした。

ちなみに、地域によっては、主食が農作物ではない場合もあるようで、たとえばマサイ族の主食は牛乳とヨーグルトなんだそうです。

しかし時の流れとともに、流通や情報が発展することで味覚や食文化が変わり、主食にも変化が出てくることがあるようです。日本であればお米が本来の主食ですが、戦後アメリカから学校給食でパンが導入されたことをきっかけに、パンを食べる機会が増えました。そのパンの原料は小麦粉。いまでは、日本人の小麦粉の消費量はお米の60%にも迫る勢いです。もっとも、その小麦粉は90%を輸入に頼っているのが現状ですが。

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